ロサンゼルスで開催される第7回ハリウッド気候サミットが、2024年6月3日と4日の2日間にわたり開催される。気候変動をテーマにしたエンターテインメント作品のクリエイターや専門家、科学者、文化リーダーらが集まり、気候リテラシーとメディアエコシステムにおけるエンゲージメント向上を目指す議論が展開される。
主催団体のContext Collaborativeによると、今年のサミットは6月3日にビバリーヒルズのアカデミー・オブ・モーション・ピクチャー・アーツ&サイエンス「サミュエル・ゴールドウィン・シアター」、6月4日にはロサンゼルスのエベルホールで開催される。チケットはHollywoodClimateSummit.comで販売中だ。
注目パネルと登壇者
「プルリバス:一つの心、一つの地球?」
Apple TV+のSFドラマ「プルリバス」をテーマにしたこのセッションでは、人類が一つの心を持つ未来を描く同作のクリエイターとキャストが登壇。資源の保護と人間の寿命のバランス、集団行動の課題など、環境危機に対する人間の関係性を掘り下げる。
- カロリーナ・ウィドラ(俳優、『プルリバス』)
- アリソン・タットロック(エグゼクティブプロデューサー・脚本家、『プルリバス』)
「ザ・オーバービュー・エフェクト」
「地球の出」写真や「スタートレック」など、人類の地球観を変える視点がいかに共有の目的を築くかを探るセッション。宇宙をテーマにしたストーリーテリングと科学の融合が、地球上の可能性を広げる方法を議論する。
- ビル・ウォルコフ(脚本家・共同エグゼクティブプロデューサー、『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』)
- メリッサ・ナビア(俳優、『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』)
- マンジュ・バンガロール(宇宙飛行士候補・Operation Period創設者)
- ギャレット・レイスマン(エンジニア・元NASA宇宙飛行士)
「ザ・プラスチック・デトックス」
プラスチック汚染が健康とコミュニティに与える深刻な影響をテーマにしたパネル。専門家とアーティストが、この危機をいかに個人と社会レベルで乗り越えるかを議論する。
- ペイトン・リスト(俳優・活動家)
- ジョシュ・マーフィー(共同監督、『ザ・プラスチック・デトックス』)
- ジャスミン・マクドナルド博士(コロンビア大学メールマン公衆衛生大学院准教授)
- レノックス・イヤーウッドJr.牧師(Hip Hop Caucus代表CEO)
このほか、コメディアンのエステバン・ガスト、ジョアンナ・ハウスマン、ミラナ・ヴァイントラブ、ジョーイ・ブラッグ、アンナ・ガルシアらも参加し、多様な視点から気候問題への取り組みを紹介する。
サミットの目的と意義
ハリウッド気候サミットは、Context Collaborativeが主催する年間フラッグシップイベント。同団体は気候問題に対する文化的関心を高め、ストーリーテリングやプラットフォームを通じてメッセージの浸透力を強化することを目指している。今年のサミットでは、メインステージでの対談、インタラクティブなワークショップ、ネットワーキングイベントなどが予定されており、エンターテインメント業界と科学、アート、アドボカシーの分野をつなぐ架け橋となることが期待されている。