米ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の株主総会が行われた14日、同社のパラマウント・グローバルとの1,100億ドル規模の合併に対し、CEOデイビッド・ザスラヴ氏の8億8,700万ドルに上る巨額退職金が否決されるなど「亀裂」が生じたと、複数の業界団体が共同声明で指摘した。

「未来映画連合」を中心とした反対運動は同日、4,200人を超える署名を集めた公開書簡を発表。ロバート・デ・ニーロ、ソフィア・コッポラ、ペドロ・パスカル、フローレンス・ピュー、マーク・ラファロ、エドワード・ノートンらスター俳優も名を連ねた。

共同声明では「Aリストスター、業界関係者、政治家、市民が声を上げた。パラマウントとWBDの合併は阻止されなければならない」と強調。さらに「反競争的な合併は言論の自由と創造的表現に脅威を与える」と警鐘を鳴らした。

同運動は、州司法長官やワシントンの意思決定者に対し、合併阻止を求める書簡を送付。声明によると、開始からわずか数週間で署名数は4倍に膨れ上がり、セレブリティや法律専門家、政治家による支援が拡大しているという。

声明は「反対運動の勢いは我々にあり、今後も強まっていく。この合併はまだ決着したわけではない。我々はあらゆる段階で闘い続ける」と宣言した。

共同声明には、未来映画連合やデモクラシー・ディフェンダーズ・ファンドのほか、アメリカン・エコノミック・リバティーズ・プロジェクト、アーキバル・プロデューサー・アライアンス、ジェーン・フォンダ氏のファースト・アメンドメント委員会、フリー・プレス、国際ドキュメンタリー協会、パブリック・インテグリティ・プロジェクト、国境なき記者団(RSF)、全米脚本家組合(東部・西部)が名を連ねた。

出典: The Wrap