米国の元フィギュアスケート選手で現在はコーチを務めるアシュリー・フォイが、カナダのアイスダンサー、ニコライ・ソーレンセンから性的暴行を受けたと初めて公に発言した。
この告発によりソーレンセンは競技資格を永久停止され、元パートナーで現在は交際中の選手が新たなパートナーと組み、オリンピック金メダルを獲得するに至った。フォイの声明は、米国のスポーツジャーナリストクリスティン・ブレナンが11月7日、X(旧Twitter)で共有した。
フォイは、米国スポーツメディア「Broken Ice」のニュースレターでも詳細なインタビューに応じている。
性的暴行被害の告発が浮き彫りにしたフィギュアスケート界の闇
フォイの声明は、近年のフィギュアスケート界における暗部の一部に言及している。
2019年には、全米選手権ペア部門チャンピオンのジョン・コフリンから性的暴行を受けたと複数の選手が告発。コフリンはその後、調査と資格停止処分の公表を受け、自殺した。また、2022年には元選手のナミオトカが薬物依存症との闘いの末に死去。オリンピックメダリストのアシュリー・ワグナーも同様に、コフリンから性的暴行を受けたと公表していた。
フィギュアスケート界の安全対策強化が急務に
この一連の告発は、フィギュアスケート界における被害者支援と安全対策の強化を求める声が高まるきっかけとなった。多くの選手や関係者が、競技環境の改善と被害者の声を受け止める体制の整備を訴えている。
出典:
Defector