米ブルーオリジン社は2024年9月、再使用型ロケット「ニューグレン」の2度目の打ち上げと着陸に成功した。同社の創業者ジェフ・ベゾス氏にとって、再使用可能なロケットの実現というマイルストーンを達成した形だ。
今回のミッションでは、ASTスペースモバイル社の衛星「ブルーバード7」が搭載されていたが、第2段ロケットによる軌道投入が想定より低い高度となった。その結果、衛星は機能を失い、ミッションは部分的な成功にとどまった。
ブルーオリジン社の広報担当者は、以下のようにコメントを発表している。
「衛星はロケットから正常に分離され、電源もオンになりました。しかし、第2段ロケットの軌道投入精度に課題があったことが確認されています」
ニューグレンは、再使用型ロケットとして設計された大型ロケットで、将来的には有人宇宙飛行や商業衛星の打ち上げに活用される予定だ。今回の打ち上げは、その技術的な信頼性を示す重要な一歩となった。
一方で、ASTスペースモバイル社にとっては残念な結果となった。同社は地球上の携帯電話網を拡張するために衛星を活用する計画を進めており、今回の失敗は計画の遅れにつながる可能性がある。
出典:
The Verge