米ニューヨーク州で11月14日、女優のブレイク・ライヴリーが、共演者で監督のジャスティン・バルドーニとの法廷闘争に終止符を打った和解合意を発表したばかりだが、その直後、弁護士費用や補償金、懲罰的損害賠償の請求を新たに行ったことが明らかになった。

「圧倒的勝利」と位置づけられた和解

ライヴリーの代理人を務めるマイケル・ゴットリーブ弁護士とエスラ・ハドソン弁護士は、現地時間11月14日に声明を発表し、和解が「圧倒的勝利」であると強調した。声明によると、バルドーニと関係者らは、法廷を悪用してライヴリーを沈黙させようとしたとして個人的な責任を負うことになったという。

「バルドーニ氏と全ての被告は、法廷を悪用してブレイク・ライヴリーさんを沈黙させ、威嚇しようとした責任を負うことになりました。また、被告らは、ライヴリーさんの懸念が『聞き入れられるべきだった』と認めることで、性的嫌がらせや報復の主張が『でっち上げられた』という虚偽を最終的に終わらせました」

声明はさらに、ライヴリーの使命は「中傷キャンペーンや報復的訴訟を武器に、生存者を威嚇し沈黙させる者たちを暴露し、責任を追及すること」だったとし、その使命は今も続いていると結論づけた。

和解合意から3日後に新たな請求

今回の和解合意は、ニューヨーク州の裁判所による承認が必要な段階だが、ライヴリーとバルドーニは11月11日に共同声明を発表し、2024年12月に始まった法廷闘争に終止符を打った。声明では、両者が協力して制作した映画『It Ends With Us(邦題:この世界の果てで)』が「誇りの源」であると述べ、家庭内暴力の生存者を含む全ての被害者への啓発と支援を目指す目標を共有した。

「この映画は、私たち全員にとって誇りの源です。家庭内暴力の生存者や全ての被害者への啓発と、意義ある影響を与えることを目標としてきました。この過程には困難が伴い、ライヴリーさんの懸念が聞き入れられるべきだったと認識しています」

さらに声明では、不適切な職場環境の排除に対するコミットメントを再確認し、「この和解が全ての関係者にとって前向きな前進と、オンラインを含む尊敬のある環境での平和的な関係構築のきっかけとなることを心から願っています」と述べた。

バルドーニ側の反応

一方、バルドーニの代理人ブライアン・フリードマン弁護士は11月13日、米テレビ番組『Extra』のインタビューで、「和解条件については話せませんが、バルドーニ氏と関係者は結果に大変満足しており、非常に喜んでいます」と語った。

フリードマン弁護士は続けて、「彼らはこの和解の結果と和解自体に大変満足しており、非常に喜んでいます。この和解がどこに落ち着いたのか、彼らは非常に満足しています」と述べた。バルドーニのチームには、今後のコメントについて取材が行われている。

今後の展開

ニューヨーク州裁判所による和解の正式承認を経て、ライヴリー側の請求が認められるかどうかが注目される。和解条件の詳細は明らかにされていないが、ライヴリーの代理人らは「法廷の悪用を防ぐための重要な一歩」と位置づけている。

出典: The Wrap