米カレッジフットボールの注目ニュースが飛び込んできた。長年、ビル・ベルチック氏の右腕としてニューイングランド・ペイトリオッツで活躍したバージ・ナジャリアン氏が、新たな舞台をミシガン大学に移すことが明らかになった。
ESPNのピート・サメル記者によると、ナジャリアン氏はミシガン大学のアシスタントGM兼戦略担当に就任。新ヘッドコーチのカイル・ウィッティンガム氏を支援し、契約交渉や新たなカレッジスポーツの環境下での戦略立案を担う。
ナジャリアン氏は2002年から2025年までの24年間、ベルチック氏の下でペイトリオッツのフロントオフィスを支えてきた。ベルチック氏がノースカロライナ大学に移籍した際も、ナジャリアン氏は既にボストン・カレッジでビル・オブライエン監督の下で活動していた。
両者の関係はその後も続いており、2025年4月にベルチック氏が出版した書籍のPRメール(CBSインタビューでの失態後にソーシャルメディアで公開されたもの)には、ナジャリアン氏の名前が「Berj」として受信者リストに含まれていた。これは、ライバルカンファレンスのヘッドコーチとの連携があったのかという疑問を投げかけるものとなった。
ではなぜナジャリアン氏はベルチック氏の下に戻らなかったのか。その理由の一つとして、ノースカロライナ大学のGMであるマイク・ロンバーディ氏との関係が挙げられる。
昨年、パブロ・トーレ記者は、ナジャリアン氏を含む複数のペイトリオッツ幹部がロンバーディ氏の在任中に不満を抱いていたと報じた。その結果、ロンバーディ氏は解任された(ロンバーディ氏は自発的な退任を主張)。
あるいは、単純にナジャリアン氏が、ベルチック氏の指導下で低迷が続くノースカロライナ大学よりも、新たなスタートを切るミシガン大学の方が将来性を感じたのかもしれない。