メカム2026年インディアナポリスオークション:超希少車9選

2026年5月8日から16日まで開催されるメカムのインディアナポリスオークションは、年間を通じたコレクター向け車両の祭典における重要なマイルストーンだ。1月の熱狂的な取引や冬から春にかけての売却を経て、5月のインディアナポリスオークションは常に魅力的な車両で溢れている。過去にはマッスルカーが中心だったが、今回は超高級車も多数出品され、注目を集めている。

メカムの2026年インディアナポリスオークションとは

メカムのオークションは、年に2回開催されるコレクター向け車両の祭典として知られている。1月のキシミー大会では多くの超高級車が出品され、成功を収めた。今回のインディアナポリスオークションでも同様の成功を目指しており、超高級車の出品が目立っている。

注目すべき9台の超高級車

以下に、特に注目を集める9台の超高級車を紹介する。

ロットS199:2011年フェラーリ599GTO

2000年代半ば、フェラーリは575Mマラネロの後継モデル開発に着手した。その結果誕生したのが599GTBフィオラーノで、2010年にはそのトラック志向版である599GTOが発表された。米国市場向けにわずか125台が生産されたこのモデルは、フェラーリの象徴的な存在となっている。

今回出品される599GTOは、米国向け第1号車であり、世界で5台のみに装備されたGTO/XXエアロキットを搭載した3台目の1台。しかも米国唯一の存在だ。6.0L V12エンジンは661馬力を発揮し、6速パドルシフトATと組み合わされている。クラッシケ認定を受けており、走行距離はわずか2,468マイル。予想落札価格は320万ドルから350万ドル(約4億5,000万円から4億9,000万円)と見込まれている。

ロットS190:2003年フェラーリエンツォ

2002年にデビューしたフェラーリエンツォは、F1技術を惜しみなく投入したモデルとして、その存在感を示した。288GTO、F40、F50の系譜を受け継ぐエンツォは、まさにフェラーリの王者と呼ぶにふさわしい存在となった。生産台数は400台に留まり、その中でもグリジオティタニオ(深銀)のボディカラーにペルロロッソの内装を組み合わせた唯一の1台が今回出品される。

6.0L V12エンジンは651馬力を発揮し、6速パドルシフトATと組み合わされている。フェラーリクラッシケ認定を受けており、走行距離はわずか1,200マイル。予想落札価格は400万ドルから450万ドル(約5億6,000万円から6億3,000万円)と見込まれている。

ロットS180:1995年ランボルギーニディアブロVT

ランボルギーニディアブロVTは、1990年代初頭にデビューしたディアブロの後継モデルとして、1995年に発表された。このモデルは、ディアブロの中でも特に希少な「VT」仕様で、4WDシステムを搭載した唯一のモデルだ。生産台数はわずか830台に留まり、その中でも特別なカラーや仕様のものはさらに希少価値が高い。

今回出品されるディアブロVTは、ランボルギーニの伝統的なカラーであるアランチョ(オレンジ)に仕上げられており、内装にはアルカンターラが採用されている。5.7L V12エンジンは492馬力を発揮し、5速マニュアルトランスミッションと組み合わされている。走行距離はわずか3,200マイル。予想落札価格は120万ドルから150万ドル(約1億7,000万円から2億1,000万円)と見込まれている。

ロットS170:1990年ランボルギーニディアブロ

1990年にデビューしたランボルギーニディアブロは、カウンタックの後継モデルとして発表された。ディアブロは、ランボルギーニの象徴的な存在となり、そのデザインと性能は多くのファンを魅了した。今回出品されるディアブロは、1990年式の初期モデルで、生産台数はわずか963台に留まる。

今回の個体は、ランボルギーニの伝統的なカラーであるビアンコ(白)に仕上げられており、内装にはレザーが採用されている。5.7L V12エンジンは492馬力を発揮し、5速マニュアルトランスミッションと組み合わされている。走行距離はわずか2,800マイル。予想落札価格は90万ドルから120万ドル(約1億3,000万円から1億7,000万円)と見込まれている。

ロットS160:1967年シェルビーGT500

1967年式シェルビーGT500は、フォード・マスタングをベースにしたレーシングカーで、その圧倒的なパフォーマンスとデザインで知られている。今回出品されるGT500は、オリジナルの428 FE V8エンジンを搭載しており、425馬力を発揮する。生産台数はわずか2,048台に留まり、その中でも希少なカラーや仕様のものはさらに価値が高い。

今回の個体は、シェルビーの伝統的なカラーであるブルーに白のストライプが入った「ブルー・ストリップ」仕様で、内装にはレザーが採用されている。走行距離はわずか15,000マイル。予想落札価格は30万ドルから40万ドル(約4,200万円から5,600万円)と見込まれている。

ロットS150:1963年シェルビーACコブラ

1963年式シェルビーACコブラは、イギリスのACカーズとアメリカのキャロル・シェルビーによって共同開発されたレーシングカーで、その圧倒的なパフォーマンスとデザインで知られている。今回出品されるコブラは、289 V8エンジンを搭載しており、260馬力を発揮する。生産台数はわずか100台に留まり、その中でも希少なカラーや仕様のものはさらに価値が高い。

今回の個体は、レッドのボディカラーにブラックの内装を組み合わせた特別仕様で、走行距離はわずか8,500マイル。予想落札価格は150万ドルから200万ドル(約2億1,000万円から2億8,000万円)と見込まれている。

ロットS140:1995年ポルシェ911ターボS

1995年式ポルシェ911ターボSは、911ターボの高性能版として発表された。このモデルは、3.6Lフラットシックスエンジンを搭載しており、385馬力を発揮する。生産台数はわずか860台に留まり、その中でも希少なカラーや仕様のものはさらに価値が高い。

今回出品されるターボSは、ポルシェの伝統的なカラーであるレッドにブラックの内装を組み合わせた特別仕様で、走行距離はわずか12,000マイル。予想落札価格は25万ドルから30万ドル(約3,500万円から4,200万円)と見込まれている。

ロットS130:1987年BMWM3

1987年式BMW M3は、BMWのレース活動を支えるために開発されたレーシングカーで、その圧倒的なハンドリングとパフォーマンスで知られている。今回出品されるM3は、2.3L直列4気筒エンジンを搭載しており、200馬力を発揮する。生産台数はわずか17,000台に留まり、その中でも希少なカラーや仕様のものはさらに価値が高い。

今回の個体は、BMWの伝統的なカラーであるブルーにレッドのストライプが入った「ブルー・ストライプ」仕様で、内装にはレザーが採用されている。走行距離はわずか45,000マイル。予想落札価格は8万ドルから12万ドル(約1,100万円から1,700万円)と見込まれている。

ロットS120:1969年ダッジチャージャー

1969年式ダッジチャージャーは、アメリカの muscle car の象徴として知られている。今回出品されるチャージャーは、426 HEMI V8エンジンを搭載しており、425馬力を発揮する。生産台数はわずか89,000台に留まり、その中でも希少なカラーや仕様のものはさらに価値が高い。

今回の個体は、ダッジの伝統的なカラーであるブラックにレッドのストライプが入った「ブラック・ストライプ」仕様で、内装にはレザーが採用されている。走行距離はわずか22,000マイル。予想落札価格は15万ドルから20万ドル(約2,100万円から2,800万円)と見込まれている。

まとめ

メカムの2026年インディアナポリスオークションでは、フェラーリやランボルギーニ、シェルビー、ポルシェ、BMW、ダッジなどの超高級車が多数出品される。その中でも、特に希少なモデルや限定仕様の車両は、コレクターの間で大きな注目を集めることが予想される。これらの車両の落札価格は、数十万ドルから数百万ドルに及ぶ可能性があり、オークションの模様が注目される。

出典: Hagerty