米国のメディケア・メディケイドサービスセンター(CMS)は2024年6月12日、新規ホスピスおよび在宅医療事業者の登録を6か月間停止することを決定した。この措置は、不正行為を行う事業者を「徹底的に排除する」目的で実施される。

CMSによると、この一時停止は、連邦医療費における「不正、無駄遣い、乱用」をなくすためのトランプ政権の取り組みの一環だという。同政権はこれまでにも、2024年1月にはミネソタ州における在宅・地域密着型サービスの新規事業者に対し2年間のライセンス凍結を発表し、2月には全国的な耐久医療機器供給業者に対する同様の一時停止措置を実施していた。

CMSのエリザベス・コルバート長官は声明で、「この措置により、不正行為を行う事業者の参入を防ぎ、患者と納税者を保護する」と述べた。

ホスピスおよび在宅医療分野では、過去に不正行為が多発しており、CMSはこれらの業界における監督強化を進めている。新規登録の停止期間中、既存の事業者は引き続きサービスを提供できるが、新規参入は制限される。

専門家らは、この措置が業界全体の健全化につながる一方で、サービスの供給不足や患者のアクセス制限につながる可能性も指摘している。

出典: STAT News