ロサンゼルス・ラムズがドラフト13位でクォーターバック(QB)のタイ・シンプソンを指名した直後、シンプソンはラムズのヘッドコーチであるショーン・マカフィーとGMのレス・スニードとの面談がなかったと主張していた。しかし数日後に発言を撤回し、スニードがその経緯について詳細を語った。
スニードは米国時間5月7日放送の「ザ・パット・マカフィー・ショー」に出演し、ドラフト前の選手との面談についてのチームの方針を説明した。多くのチームがドラフト候補選手の施設訪問を実施する中、ラムズはこれまでそうした取り組みを避けてきた。その理由についてスニードは、各チームに割り当てられた30回の施設訪問はリーグ全体に公表されるため、他チームに狙いを察知され、指名権をトレードアップされるリスクがあると指摘した。
ラムズは代わりに選手のもとを直接訪問する形式を採用しており、こうした非公式な面談は報告義務がない。今年のドラフトでは66回の面談を実施したとスニードは明かした。さらに、選手に対して「面談は非公開にしてほしい」と強調していると語った。
「他チームに興味を知られないように、面談は極秘にするよう選手に伝えています」とスニードは述べた。「これはゲーム理論の一環です。我々の関心を他チームに悟られたくないのです。そのため、選手にはより強く秘密厳守を求めています」
シンプソンはラムズの関係者との面談後にその指示を守り、ドラフト指名後の最初のコメントでも「シナリオ通り」の発言を続けた。スニードはさらに、マカフィーが実際に面談した選手以外を指名することはないと強調し、シンプソンがラムズでNFLキャリアをスタートする経緯を裏付けた。