MSNBCの人気番組「レイチェル・マドー・ショー」で司会を務めるレイチェル・マドー氏は、7月13日の暗殺未遂事件を受けたホワイトハウスの対応を厳しく批判した。

マドー氏は、事件後のホワイトハウスの反応が「世界で最も不適切な対応」に過ぎないと指摘。特に、トランプ大統領の専用ボールルーム建設を推進する発言や、犯行前のジョークを巡るコメディアンへの攻撃に焦点を当てた。

「ホワイトハウスは、深刻な安全保障上の問題に対し、大統領のボールルーム計画を宣伝し、犯行前のジョークでジョークを言ったコメディアンを攻撃することに注力しています。これは、真に深刻な事態に対する最も不適切な反応です」と述べた。

さらにマドー氏は、実際に危険な状況に対応したシークレットサービスの捜査官たちへの敬意を強調。彼らは「この政府の最も破綻した、目に余る失敗部門の中で仕事をしなければならない」状況に置かれていると指摘した。

トランプ氏のボールルーム建設推進

事件直後、トランプ氏は自身のTruth Socialで、ボールルーム建設の必要性を主張した。土曜日の銃撃事件を受け、同氏は「軍、シークレットサービス、法執行機関、そして過去150年にわたる歴代大統領が求めてきた」として、ホワイトハウス内に大規模で安全なボールルームを建設する必要性を強調した。

「昨夜の出来事は、ホワイトハウス敷地内に軍事レベルの最高機密ボールルームを建設する必要性を如実に示しています。このボールルームが完成すれば、決してこのような事件は起こりません」と投稿した。

また、同投稿ではボールルーム建設を阻む「 ridiculous(ばかげた)訴訟」を即時取り下げるよう要求。建設は予算内で進んでおり、計画より大幅に前倒しされていると主張した。

マドー氏は、シークレットサービスの捜査官たちが「最も破綻した政府機関の一部で仕事をしなければならない」現状を嘆き、彼らの努力に報いるべきだと訴えた。

出典: The Wrap