Peacockで展開される「ワイルド・スピード」新TVシリーズ

Vin Diesel主演の人気アクションフランチャイズ「ワイルド・スピード」シリーズが、Peacockで新たな展開を見せる。NBCUniversalの発表によると、フランチャイズの世界観を舞台にした4つのTVシリーズが企画されているが、このうち1作のみが正式に制作に入っているという。

Dieselはニューヨークで開催されたNBCUniversalのアップフロントイベントで、ファンからの要望に応える形で新シリーズが誕生すると明かした。同イベントには「ザ・トゥナイト・ショー」の司会者Jimmy Fallonも同席し、フランチャイズの将来について語った。

フランチャイズのレガシーと新たな挑戦

「過去10年間、ファンがより多くのコンテンツを求めていることを実感してきました」とDieselは述べた。Peacockで展開される新シリーズは、フランチャイズの象徴的なキャラクターたちが再び活躍することを約束している。ただし、現時点では1作のみが制作中であり、残りの3作については企画段階にあるとされる。

NBCUniversalの関係者によると、4作すべてが正式にゴーサインを受けたわけではないが、フランチャイズのさらなる展開に向けた準備が進んでいることは明らかだ。Dieselは、NBCUniversalのエンターテインメント部門責任者Donna Langleyがフランチャイズのグローバルな魅力とキャラクターの一貫性を重視していると述べた。

制作陣の顔ぶれとシリーズの特徴

新シリーズの脚本と監督はMike DanielsとWolfe Colemanが務める。Danielsは「Sons of Anarchy」や「Shades of Blue」などの作品で知られ、Colemanもテレビ業界で実績を持つ。また、Diesel自身もエグゼクティブプロデューサーとして参加し、フランチャイズのベテランプロデューサーたちと共に制作を支える。制作はUniversal Televisionが担当する。

なお、フランチャイズ初のTVシリーズ展開は今回が初めてではない。Netflixでは2019年から2021年にかけて「Fast Furious Spy Racers」というアニメシリーズが放送された。同シリーズは6シーズンにわたり、ファンから高い評価を受けた。

2028年に完結する「Fast Forever」

フランチャイズの11作目にあたる「Fast Forever」は、当初は2027年の劇場公開を予定していたが、現在は2028年3月17日に延期されている。Dieselは2024年に行われたインタビューで、完結作がシリーズの原点であるロサンゼルスのストリートレースに回帰することを明かした。また、2013年に交通事故で亡くなったポール・ウォーカーが演じたキャラクター、ブライアン・オコナーのCGI版が登場することも明言している。

「ワイルド・スピード」シリーズは、1998年の第一作から続くカーアクションの金字塔として、世界中のファンを魅了してきた。今回のPeacockでの新シリーズ展開と完結作の発表により、フランチャイズは新たなステージへと進むことになる。

出典: CarScoops