オーストラリアの型式承認書類により、次期Audi A6 Allroadの存在が正式に確認された。オーストラリア自動車基準局(DVKC)とビクトリア州道路交通局(DYVA)の書類には、次期A6 Allroadに関する詳細が記載されていた。これにより、Audiが2025年以降に発売を計画している高性能ステーションワゴンの実像が明らかになった。
次期A6 Allroadの主な特徴
- 外観:プラスチック製のボディクラッド、アルミニウム仕上げのスカッフプレート(前後)、標準モデルよりも高いルーフレールを採用。
- 足回り:タイヤはより大径でグリップ力を向上。車高は標準のA6 Avantよりも明確に高く、アダプティブエアサスペンションを搭載し、走行状況に応じて地上高を調整可能。
- 内装:A6 Avantと共通のインテリアを採用。トリプルディスプレイデジタルコックピット、ヘッドアップディスプレイ、20スピーカーのバング&オルフセン・サウンドシステム、4ゾーン気候コントロール、ドアクロージングアシスト機能を装備。
パワートレイン:ディーゼルとプラグインハイブリッドが主力に
オーストラリアの書類から、次期A6 Allroadには2種類のパワートレインが設定されることが判明した。一つは3.0リットルV6 TDIディーゼルエンジン(マイルドハイブリッド仕様)、もう一つは2.0リットルTSIプラグインハイブリッド(PHEV)だ。
ディーゼルモデル(DVKCコード)
- 出力:295馬力(220kW / 300PS)
- トルク:580Nm(428lb-ft)
- トランスミッション:7速SトロニックデュアルクラッチAT
- 駆動方式:クワトロAWD
プラグインハイブリッドモデル(DYVAコード)
- エンジン:2.0リットルTSI + 電気モーター
- バッテリー容量:20.7kWh
- システム出力:362馬力(270kW / 367PS)
- 電気自動車(EV)走行距離:100km(62マイル)
発売時期と市場展開
オーストラリアの書類は、次期A6 Allroadの発売を保証するものではないが、欧州市場への導入は2025年後半に予定されている。一方で、米国市場では新型A6がセダンのみの展開となるため、Allroadの投入は見送られる可能性が高い。オーストラリア市場への投入についてオーストラリア・アウディの広報担当者は「現在のところ、具体的な発表はありません」とコメントしている。
次期A6 Allroadの位置づけ
SUVブームにより多くの車種がその存在を脅かされている中、Audiは1999年のデビュー以来、高い車高と全地形対応機能を備えたA6 Allroadで独自のジャンルを確立してきた。次期モデルは、その伝統を引き継ぎつつ、最新技術を取り入れた進化を遂げることが期待される。
「オーストラリアの型式承認書類は、次期A6 Allroadの存在を裏付ける重要な証拠です。今後、欧州市場を中心に発売される見込みですが、米国市場への投入は不透明な状況です。」
出典:
CarScoops