今年初め、ダン・ボンギノがFBI副長官を退任した後、再び注目を集めているのが動画ポッドキャスト「The Dan Bongino Show」の復活だ。ボンギノは1月にFBIを去った直後から、自身のポッドキャスト再開に向けた大規模なプロモーションを開始した。
その一環として、ニューヨーク・タイムズスクエアに看板を設置。数か月ぶりの新エピソードに向けたティザー動画も公開した。さらに、ボンギノは従来とは異なる実験的な宣伝手法にも着手した。その鍵となったのが「クリッパー」と呼ばれる戦略だ。
クリッパーとは、主にSNS上で活動する匿名アカウントの一種で、特定のコンテンツを切り取って拡散することを目的としている。ボンギノはこのクリッパーを活用し、自身の番組の一部を幅広い層に届ける戦略を展開した。具体的には、番組の興味深い発言やシーンを切り取った動画を、クリッパーアカウントが拡散。その結果、自然と番組の認知度が向上し、新規視聴者の獲得につながった。
このクリッピング戦略は、従来の広告手法に比べてコスト効率が高く、ターゲット層に直接アプローチできる点が特徴だ。ボンギノのケースでは、SNS上で話題を呼ぶことで、番組の存在感を高めることに成功した。
出典:
The Verge