米国上院議員で民主党のエリザベス・ウォーレン氏は、労働者階級の権利を最優先とする第三党「ワーキング・ファミリーズ党(Working Families Party)」が発表した全国規模の進歩的政策プラットフォームを支持すると表明した。
同党は、最低賃金の引き上げ、医療保険の拡充、気候変動対策の強化など、幅広い社会経済政策を提言しており、ウォーレン議員はこれらの政策が「アメリカの労働者と家族にとって必要な変革」をもたらすと高く評価している。
民主党内では、近年、党の政策方針をめぐり中道派と左派の対立が深まっており、ワーキング・ファミリーズ党の主張は、党内左派をさらに後押しする可能性が指摘されている。同党は、2020年の大統領選挙以降、民主党内で影響力を拡大しており、特に若年層や低所得層の支持を集めている。
ワーキング・ファミリーズ党の主な政策提言
- 最低賃金の時給15ドルへの引き上げ:全米の最低賃金を段階的に引き上げ、労働者の生活水準の向上を目指す。
- 医療保険の拡充:公的医療保険の対象を拡大し、医療費の負担軽減を図る。
- 気候変動対策の強化:再生可能エネルギーへの移行を加速し、温室効果ガスの排出削減を推進する。
- 労働者の権利保護:労働組合の結成を支援し、労働者の団結権を強化する。
- 教育費の無償化:公立大学の授業料を無償化し、教育格差の是正を図る。
ウォーレン議員は、これらの政策が「アメリカの経済と社会を再構築するための重要な一歩」であると述べ、同党のプラットフォームを全面的に支持する考えを示した。また、同議員は「民主党は、労働者階級の声を反映した政策を打ち出すべきだ」と強調した。
ワーキング・ファミリーズ党の全国委員長を務めるジェシー・マイヤーズ氏は、ウォーレン議員の支持について「民主党内で進歩的な政策を求める声が高まっている証しだ」と評価し、「今後も民主党との連携を強化し、政策実現に向けて取り組んでいく」と語った。
出典:
The New Republic