サンゴ礁を舞台にした新しいシティビルダー「Life Below」が、5月26日に発売される。Kasedo GamesとMegapopが共同開発した本作は、壊滅した海底生態系を再生し、多様な生物を育むことが目的だ。

同ジャンルのゲームは数多く存在するが、Life Belowはその中でも際立つ存在感を放っている。GDCで行われたデモを通じて、その独自性が明らかになった。開発元のMegapop CEOであるJørgen Tharaldsen氏は、海洋生物学者との協力により、リアルな生態系を再現していると説明。さらに、神話的な存在を軸としたストーリーと、実際の水中録音を活用したサウンドデザインが特徴だ。

Life Belowの最大の特徴は、プレイヤーが操作する「住民」が人間ではなく、魚やサンゴ礁の生物である点だ。各生物は生態系に貢献し、 biodiversity(生物多様性)の向上とともに、コーデックスが解放される。そこには、各生物の科学的な背景が詳細に記載されている。

ゲーム内で直面する脅威も、現実世界の環境問題を反映したものだ。油流出、サンゴの白化、外来種のクラゲの侵入、海水温の上昇など、実際にサンゴ礁が直面している問題がゲーム内で再現されている。しかし、Life Belowでは、これらの脅威に対してプレイヤーが対応策を講じることができる。生態系を再生するためのシステムや資源を活用し、危機に立ち向かうことで、絶望的な状況に対する「 agency(主体性)」を感じられる仕組みだ。

プロgression面も充実している。テックツリーは広大で、作業効率の向上や運搬能力の強化など、多岐にわたるアップグレードが可能だ。さらに、複数のゾーンが用意されており、サンゴ礁の拡大に伴い、新たなチャレンジと生物が登場する。鮮やかなビジュアルと相まって、本作はシティビルダージャンルに新たな風を吹き込んでいる。

Life Belowは5月26日にPC向けに発売され、Steamでウィッシュリスト登録が可能だ。