トロント国際映画祭(TIFF)は、第53回学生アカデミー賞の開催地となる。
米アカデミーは11日、学部生・大学院生による優れた映像作品を表彰する「学生アカデミー賞」の授賞式を、初めてカナダ・トロントで開催すると発表した。授賞式は9月14日にTIFF Lightboxで行われ、パートナーとしてロレックスが協力する。
アカデミー幹部が期待を表明
アカデミーのビル・クレイマーCEOとリンネット・ハウエル・テイラー会長は共同声明で次のように述べた。「アカデミーがますますグローバル化する中、今年の学生アカデミー賞をTIFFで開催できることを嬉しく思います。これらの映画製作者こそ業界の未来であり、重要な国際映画祭で彼らの作品を紹介できることを大変光栄に思います。TIFFの支援と、長年にわたり学生アカデミー賞を支えてきたパートナーであるロレックスに心から感謝します。新進気鋭の映画製作者を育成するという私たちの深いコミットメントを共有してくれています」
受賞者に特典多数
2026年の学生アカデミー賞受賞者(受賞者は8月に発表される)は、TIFF本祭や市場への参加に加え、専門家によるパネルディスカッションやネットワーキングの機会、アカデミー会員との交流機会も得られる。
TIFFのアニータ・リー最高プログラミング責任者は「アカデミーと学生アカデミー賞を、第51回TIFFに迎えられることを光栄に思います」とコメント。「次世代のグローバルなストーリーテラーを支援することは、TIFFの使命の中核であり、TIFF Next Waveなどの取り組みを通じて実現しています。今年の学生映画製作者たちがトロントで業界リーダーや世界中の観客と交流する姿を称えたいと思います」と語った。
カナダ初開催、過去の開催地は米英に
今回の開催は、長年にわたり米国・ロサンゼルスで48回、パンデミック時の2回のバーチャル開催、昨年までにロンドンとニューヨークで各1回開催された学生アカデミー賞にとって、カナダ初の開催となる。
応募方法とカテゴリー
学生は、代替/実験的、アニメーション、ドキュメンタリー、実写 narrativa(劇映画)の4カテゴリーで、FilmFreewayを通じて作品を応募できる。受賞作は2027年の第99回アカデミー賞で、短編アニメーション、短編ドキュメンタリー、短編実写のいずれかの部門にノミネートされる可能性がある。
2026年の学生アカデミー賞の規定と応募リンクは、アカデミー賞公式ウェブサイトで確認できる。