米宇宙軍が公開したSBI開発企業リスト
米宇宙軍は2025年12月から2026年初頭にかけ、ペンタゴンの「ゴールデン・ドーム」計画向けに軌道上迎撃ミサイル(SBI)を開発する12社と20件の契約を締結した。同計画は、米本土をドローンや弾道ミサイル、極超音速ミサイル、巡航ミサイルから防衛する多層防衛システムの一環として位置付けられている。
SBI開発に名を連ねる主要企業
- アンドゥリル・インダストリーズ
- ブーズ・アレン・ハミルトン
- ジェネラル・ダイナミクス・ミッション・システムズ
- ギタイUSA
- ロッキード・マーティン
- ノースロップ・グラマン
- クインダー
- レイセオン
- サイ・テック
- スペースX
- トゥルー・アノマリー
- トゥリオン・スペース
契約形態と迅速な技術開発の狙い
今回の契約は、「Other Transaction Authority(OTA)」と呼ばれる調達手法を用いて行われた。OTAは、連邦政府の調達規則を回避し、より幅広い企業を対象に迅速な技術開発を促す仕組みだ。宇宙軍は、SBIプログラムの第1段階において、この迅速なプロトタイピングを重視している。
「ゴールデン・ドーム計画は、米国の防衛能力を飛躍的に向上させる重要な取り組みです。OTAを活用することで、革新的な技術を持つ企業との連携を加速させ、実用化に向けた開発を推進します」
米宇宙軍関係者
今後の展望
SBIプログラムは、現在のところ開発段階にあり、実戦配備にはまだ時間を要するとみられる。しかし、同システムが実用化されれば、米本土へのミサイル攻撃に対する抑止力と防衛力が大幅に強化されることが期待される。
出典:
Ars Technica