米デューク大学のカメロン・ブーザー(18歳)は、2026年のNBAドラフトにおける最有力候補と目されている。高校時代から「将来のNBAスーパースター」として注目を集め、その実力は年齢を重ねるごとにさらに磨きがかけられている。
ブーザーはフロリダ州の高校で4度の州選手権優勝、Nike主催のEYBLリーグで3度の優勝、アメリカ代表として2度の金メダルを獲得。さらに、全米の強豪高校を相手に「神話的」と称される全国選手権優勝を果たした。デューク大学でも1年生ながらチームを牽引し、シーズンを通してわずか3敗という成績を残した。
圧倒的な実力と安定感
ブーザーの強みは、その「圧倒的な実力」と「安定感」にある。高校時代から一貫してトップ選手として君臨し、プロのリムプロテクターを相手にしても動じることがない。若さゆえの課題は指摘されるものの、その成長スピードは驚異的だ。
「彼は高校生を圧倒していた。プロのリムプロテクター相手に得点できるのか?」といった批判もあるが、これまでの実績が示す通り、ブーザーはあらゆるレベルの相手に対応してきた。2026年のドラフト候補の中で、彼ほどの実力を持つ選手はいない。
「過剰な分析」を戒める声も
一方で、A.J.ダイバンサやダリン・ピーターソン、ケイレブ・ウィルソンといった同世代の選手も優秀な prospect として注目を集めている。彼らの方がプロの舞台で活躍できるのではないか、という意見もある。しかし、そうした「過剰な分析」は必要ないと専門家は指摘する。
「ブーザーは2026年のNBAドラフトで最も優れた prospect だ。彼を指名しないチームは大きな損失を被ることになる」との声も上がっている。実際、ブーザーは大学バスケットボール界で最も優れた1年生選手として、ウッデン賞(年間最優秀選手賞)を受賞。さらに、バスケットボールリファレンスが算出する「Box-Score Plus/Minus(BPM)」でも、歴代2位の数値を記録した。
プロ入り後も通用する実力
ブーザーの最大の魅力は、その「圧倒的な生産性」にある。高校時代からプロレベルのパフォーマンスを発揮しており、NBAでも即戦力として活躍することが期待されている。若干の課題はあるものの、その実力はすでに「完璧」と言っても過言ではない。
「完璧な選手など存在しない。だが、ブーザーはそのレベルに近づいている」と専門家は語る。ニコラ・ヨキッチ、ヤニス・アデトクンボ、ルカ・ドンチッチといったスーパースターも完璧ではないが、だからこそ彼らはリーグを代表する選手となった。ブーザーもまた、その道を歩むことになるだろう。