2024年1月に、筆者はついにメインPCにLinuxを導入した。それまでWindows一辺倒だった環境を、前提知識ゼロの状態から、トラブルシューティングなしでどこまで快適に使いこなせるかを検証する目的だった。

それから3か月。その間、Windowsを起動したのはわずか2回だった。一度はLinuxでスキャンに失敗したマルチページ文書の処理、もう一度は子どもの学校行事用写真を緊急で印刷するためだった。その間、Linuxは一度も大きなトラブルに見舞われることなく、安定して稼働し続けた。

Windowsの起動回数は「2回」

筆者がLinux導入から3か月を経て、改めて感じたのは「何も問題が起きなかった」という事実だった。当初は新しいOSに対する期待と興奮があったが、すぐにそれが当たり前の日常へと変わった。その間、Linuxは何の問題もなく使い続けられた。

唯一Windowsを起動したのは、以下の2つのケースのみだった。

  • 文書スキャンの不具合:Linux環境ではマルチページの文書スキャンに失敗。Windowsで代替処理を実施。
  • 緊急印刷の必要性:子どもの学校行事用写真を、極めて短い期限で印刷する必要が生じたため。

Linux導入の決断とその理由

筆者は長年Windowsを使用していたが、プライバシーへの懸念やシステムの重さ、不要なアップデートの煩わしさなどから、Linuxへの移行を決意した。当初は不安もあったが、実際に使ってみるとその不安は杞憂に終わった。

Linuxの最大のメリットは、何よりも「安定性」と「軽快さ」だった。Windowsと比較して、動作が圧倒的に軽く、システムリソースの消費も少ない。また、不要なバックグラウンドプロセスも少なく、プライバシー面でも安心感が高い。

今後の展望と課題

筆者は今後もLinuxをメイン環境として使用し続ける予定だ。唯一の課題は、一部の専門ソフトウェアやハードウェアとの互換性だが、これらは代替ソフトの検討やWineなどの互換レイヤーの活用で対応可能なレベルとのこと。

Linuxへの移行は、筆者にとって「失敗しない選択」だったと言える。もはやWindowsに戻る理由は見当たらない。

出典: The Verge