カリフォルニア州知事選挙の注目ポイント
カリフォルニア州はハリウッドを抱えるリベラルの象徴と見られがちだが、実際には保守的な農村部も多く存在する。世界第4位の経済規模を誇る同州では、これまで共和党出身の知事が民主党を上回ってきた歴史もある。しかし、今回の選挙では民主党に明確なリード候補がおらず、共和党にとってチャンスとなっている。
選挙プロセスと候補者数
カリフォルニア州の知事選挙は、2012年のプロポジション14以降、オープンプライマリー制を採用している。これにより、全ての候補者が政党を問わず同一の選挙戦に参加し、6月の予備選挙で上位2名が11月の本選挙に進む仕組みだ。このため、共和党同士や民主党同士の決戦となる可能性もある。
今回の予備選挙には61人の候補者が立候補したが、実質的な争いは7人に絞られた。このうち、民主党側は5人(ザビエル・ベセラ、マット・マハン、ケイティ・ポーター、トム・スティアー、アントニオ・ビララーゴサ)、共和党側は2人(チャド・ビアンコ、スティーブ・ヒルトン)がCNNの討論会に参加する資格を得た。資格条件は、100万ドル以上の資金調達または借り入れ、もしくは2つの世論調査で3%以上の支持を獲得することだ。
撤退した主な候補者
- ベティ・イエ:資金不足と勢いの低下により撤退
- エリック・スウェルウェル:複数の性的暴行疑惑(本人は否定)により撤退
討論会の注目点と戦略
CBSニュースの世論調査によると、26%の有権者がまだ候補者を決めていない状況で、レースは非常に接戦となっている。ヒルトンが16%でトップ、スティアーが15%、ベセラが13%の支持を得ている。
民主党内では、スウェルウェルの撤退後、スティアーとベセラの間でリード候補の座が揺れ動いている。民主党は団結してヒルトンに対抗するのか、それとも個々の候補が独自の主張を展開するのか、戦略が注目される。特に、生活費の高騰という課題にどう取り組むかが、候補者の差別化ポイントとなる可能性が高い。
共和党の動き
共和党のスティーブ・ヒルトンは、トランプ前大統領から4月に支持を表明された。民主党はこれを共通の敵と見なし、団結を図る可能性がある。
討論会の視聴方法
CNNが主催するカリフォルニア州知事選挙討論会は、5月7日(木)午後6時(太平洋時間)に放送される。視聴方法は以下の通り:
- ケーブルテレビでCNNを視聴
- ストリーミングサービス:Sling TV、Hulu + Live TV、YouTube TVなどCNNを配信しているサービスを利用
討論会の模様は、CNNウェブサイトやアプリ、CNNgoでもライブストリーミングされる予定だ。