米コメディ番組「ザ・デイリー・ショー」のコラムニスト、ジョーダン・クレッパーは、カリフォルニア州知事選で民主党候補が「リズ(charisma)」不足に悩んでいると指摘した。同州の知事選は、現職のギャビン・ニューソム知事の後継者を巡る争いだが、民主党候補の支持率は伸び悩み、共和党候補のスティーブ・ヒルトンが16%でトップを走っている。

クレッパーは「カリフォルニア州では、わずかでも魅力的な候補がいれば、選挙は決まっていたはずだ」と皮肉を交えて述べた。番組では、民主党候補の一人であるザビエル・ベセラ前保健福祉長官の映像を紹介。ベセラが知事選に関するセッション後にスラシーを飲みながら言葉を詰まらせる様子を放映し、「うわ、まるで高校時代の数学教師にショッピングモールでばったり会った気分だ」と嘆いた。

また、億万長者の民主党候補トム・スティアーの政治広告では、同氏が「ラブ・アクチュアリー」の象徴的シーンを真似た演出を行っていたが、クレッパーは「この広告を見て、むしろクリスマス映画の方が好きになった」と皮肉った。

民主党候補で唯一の女性、ケイティ・ポーター下院議員の映像も取り上げられた。昨年秋にCBSニュースの取材で、インタビューを途中で切り上げようとしたポーター議員の態度を批判的に紹介。さらに、サンノゼ市長のマット・マハンは空港で自身のホログラムを紹介する映像が放映され、クレッパーは「問題はここにある。民主党候補は全員『リズレス』だ」と指摘した。

一方、共和党候補のスティーブ・ヒルトンは、トランプ前大統領の支持を受けながらも、カリフォルニア州の知事選で勝利する可能性が現実味を帯びてきた。クレッパーは「彼には正しいバックグラウンドがあるのか?」と問いかけ、ヒルトンがイギリス出身で2012年以降に米国に移住し、2021年に市民権を取得した事実を紹介。さらに「彼がアメリカに来る前に、『オフィス』はアメリカに来ていた。彼は知事選に出馬しているのか、それとも単なるイギリス風のジョークなのか?」と皮肉った。

番組の最後にクレッパーは、知事選の勝者が米国の未来を左右する重要な役割を果たすと強調し、「どの奇人や凡人が当選しても関係ないと思うかもしれないが、カリフォルニア州の規模と経済力を考えれば、注目すべきだ」と語った。

出典: The Wrap