フランス・カンヌで開催される世界的な映画祭「第79回カンヌ国際映画祭」の2026年公式上映ラインナップに、新たに16作品が追加された。主催団体が11月13日に発表した。
新たに加わった作品のうち、多くは「ある視点(Un Certain Regard)」部門に属する。同部門には、ザカリー・ウィゴン監督の「ヴィクトリアン・サイコ」、ジュディット・ゴドレッシュ監督の「ア・ガールズ・ストーリー」、コンスタンティナ・コッツァマニ監督の「タイタニック・オーシャン」などが含まれる。
メインコンペティションに唯一の米国作品
メインコンペティション部門には、ジェームズ・グレイ監督の新作「ペーパータイガー」が唯一の米国作品として加わった。同部門は22作品で構成され、今回の追加により、米国作品は2024年のイラ・サックス監督「ザ・マン・アイ・ラヴ」に続き2年ぶりの参加となる。
配給会社のネオンは同日、同作の配給権を獲得したことを発表。同社は既にメインコンペティションに4作品を擁しており、2019年のポン・ジュノ監督「パラサイト」から続く6年連続のパルム・ドール受賞を目指す。これまでの受賞作は「パラサイト」「チタン」「悲しみの三角形」「ある秋の出来事」「アノラ」「偶然の事故」の6作品。
2026年のカンヌ映画祭は5月12日から開催
第79回カンヌ国際映画祭は2026年5月12日から5月23日まで開催される。追加された16作品の詳細は以下の通り。
メインコンペティション
- 「ペーパータイガー」 - ジェームズ・グレイ監督
ある視点(Un Certain Regard)
- 「ヴィクトリアン・サイコ」 - ザカリー・ウィゴン監督
- 「ア・ガールズ・ストーリー」 - ジュディット・ゴドレッシュ監督
- 「タイタニック・オーシャン」 - コンスタンティナ・コッツァマニ監督
- 「ウリッセ」 - レティシア・マッソン監督(クロージング作品)
カンヌプレミア
- 「CANNES PREMIERE THE END OF IT」 - マリア・マルティネス・バヨナ監督
- 「MARY MAGDALENE」 - ジェシカ・ジェネウス監督
- 「AQUI」 - ティアゴ・グエデス監督
- 「MARIAGE AU GOÛT D’ORANGE」 - クリストフ・オノレ監督
- 「SI TU PENSES BIEN」 - ジェラルディーヌ・ナカッシュ監督
特別上映
- 「SPRING」 - ロスチスラフ・キルピチェンコ監督(初監督作品)
- 「ASHES」 - ディエゴ・ルナ監督
- 「TANGLES」 - レア・ネルソン監督(初監督作品、アニメーション)
- 「LE TRIANGLE D’OR」 - エレーヌ・ロセレット=ルイーズ監督(初監督作品)
- 「GROUNDSWELL」 - ジョシュア・ティッケル、レベッカ・ティッケル監督(ドキュメンタリー)
ファミリー上映
- 「LUCY LOST」 - オリビエ・クレール監督(初監督作品)
出典:
The Wrap