2026年NFLドラフトが終了し、アリゾナ・カージナルスに対する評価は変わっていない。同チームはNFL全32チームの中で、最もプレーオフ進出が困難とされる「最低人気候補」の地位にある。
現在、カージナルスのプレーオフ進出オッズは+2000を記録し、全チーム中で最も低い数値となっている。ドラフト前も同様の評価だったため、3位指名でランニングバックのジェレミヤ・ラブを獲得したものの、オッズは変動しなかった。少なくとも現時点では、カージナルスが今季プレーオフに進出する可能性は極めて低いと見られている。
最大の懸念はQB不安定要素
今季のカージナルスにとって最大の課題は、クォーターバック(QB)の不安定さだ。ジャコビー・ブリセットとガードナー・ミンスヘの争いに加え、ドラフト3巡目で指名された新人カーシス・ベックが台頭する可能性もある。しかし、いずれのQBもチームをプレーオフに導く存在とは見なされていない。
NFC西地区の壁は厚く
さらに厳しいのが、NFC西地区の競争力だ。シアトル・シーホークス、ロサンゼルス・ラムズ、サンフランシスコ・49ersが地区優勝候補として挙げられており、いずれもスーパーボウル優勝を狙える戦力を有している。カージナルスがこれらの強豪を抑えて地区優勝を果たすのは、現実的に難しいとの見方が大勢を占める。
新シーズンを迎えるカージナルスは、今季のプレーオフ進出を目指すというよりも、2027年に向けたチーム再建を進める方針とされる。新HCのマイク・ラフルールHCも、期待されていないチームを引き継ぐ形となった。