FOXニュースの元司会者タッカー・カールソンが、自身のトーク番組でトランプ前大統領の再選を支援したことについて謝罪した。しかし、ABCの人気トーク番組「ザ・ビュー」の司会陣は、その謝罪を全く信用しなかった。
4月21日放送回で、司会者たちはカールソンの発言を「クリック稼ぎ」と断じ、彼の過去の言動との矛盾を鋭く指摘した。
司会者たちの反応
司会者のジョイ・ベハーはカールソンの謝罪に対し、「まあ、そうね」と皮肉を込めて応じ、サンニ・ホスティンも「何それ?」と一蹴した。
ホスティンはさらに、「世界は今まさに火の海なのに、『おっと、ごめんなさい!』で済むわけがない」と強調。その上で、カールソンが2021年にFOXニュースを去った際の7億8700万ドルの和解金問題を引き合いに出し、当時カールソンがトランプを「激しく嫌悪していた」と発言していた事実を指摘した。
「2021年にはトランプを嫌っていたのに、2023年にはトランプを支持すると言い出し、2024年には大統領選でトランプを公然と支持した。突然謝罪されても、 forgive する気はありません」と彼女は述べた。
ベハーはこれに対し、「彼はただ『嘘つきの後悔』を感じているだけよ」と皮肉を交えて応じ、カールソンに対し「自分がこれまで間違えてきたことを全てリストアップすべき」と提案した。
「クリックと金のために何でも言う」
サラ・ヘインズとアリッサ・ファラ・グリフィンも、カールソンが「クリックと金のために何でも言う」と批判した。
ヘインズは「タッカー・カールソンとメギン・ケリーは、クリック数と金のためなら、どんな発言でも平気で行う。彼らにとって発言の内容は関係ないの」と断言した。
グリフィンはさらに、「最近では白人至上主義者のニック・フエンテスを招き、ほとんど反論せずに彼の問題発言を垂れ流した。ロシアのプーチン大統領を招いてプロパガンダを垂れ流させたのも彼だ。ホロコースト否定論者のダリル・クーパーを招いて、ホロコーストの意図を否定する発言を許した。タッカー・カールソンは、金、クリック、権力のためなら何でも言う。彼には消えてもらいたい」と厳しく非難した。
グリフィンは「彼はクリックが向かう先に行くだけ」と結論付けた。
番組の反響
この議論の模様は番組の公式X(旧Twitter)で公開され、大きな反響を呼んでいる。