Amazon Prime Videoで独占配信中の新作アニメシリーズ「ケビン」で、主演のジェイソン・シュワルツマンが自ら作詞・歌唱を手掛けたテーマソングが注目を集めている。同作は、飼い主の離婚をきっかけに家を出た猫ケビンが、人間との関係を見つめ直す姿を描く大人向けアニメーション作品だ。

各エピソードの冒頭で流れるテーマソングは、ケビンの心情を表現した「I’m coming home」というフレーズで始まる。シュワルツマンは、作詞・作曲経験を持つミュージシャンながら、2026年のテレビテーマソング制作に「想像以上に難しかった」と振り返る。

「最近のドラマやアニメはインストゥルメンタルのテーマソングが多いから、どんな音楽でも引き受けるよ。音楽が大好きだからね」と語るシュワルツマン。しかし、実際に作詞と歌唱を担当することになった際には驚きを隠せなかったという。

「キャラクターの視点で歌うテーマソングって珍しいと思うんだ。でも、それがとても楽しかった」と明かす。また、フルサイズの曲ではなく、短いイントロ的な構成にした理由についても触れ、「勢いをつけて視聴者をショーへと導くような曲にしたかった」と語った。

「尻」ネタとの葛藤も明かす

「ケビン」は大人向けアニメーションとして、シュワルツマン自身も当初は戸惑ったというエピソードも披露された。同作には、ケビンの「膨らんだお尻」をめぐるギャグが頻繁に登場するが、シュワルツマンは収録時に「おそらく最も慎重になった」と告白する。

「アニメーションは子ども向けのイメージが強いから、スタジオでマイクの前でそんなセリフを言うなんて、とても奇妙に感じた」と語り、当初はジョークの一環として捉えていたという。しかし、実際に仕事として取り組む中で、「それが逆に新鮮で楽しかった」と振り返った。

「ケビン」はAmazon Prime Videoで独占配信中。シュワルツマンによるテーマソングとともに、独特な世界観を楽しめる作品となっている。

出典: The Wrap