米国時間9月19日放送の「ジミー・キンメル・ライブ!」で、司会者のジミー・キンメルは、自身の年齢を巡るジョークで解雇を求めたドナルド・トランプ前大統領を皮肉る発言を行った。
番組冒頭、キンメルは英国のチャールズ国王とカミラ王妃の米国訪問に触れ、トランプが首都ワシントンD.C.で国王夫妻と面会した際の様子を紹介。その中で、トランプが「母親が王室の大ファンだった」と発言したエピソードを取り上げた。
その後、番組スタッフがトランプのスピーチ映像を流すと、そこには「両親は63年間結婚していた。申し訳ないが、これは我々が破る記録にはならないだろう、ダーリン」という発言が収められていた。キンメルはこれに対し、思わず「ちょっと待って。彼は自分の死についてジョークを言ったのか?」と驚きを隠せない様子でコメント。さらに「解雇されるべきだ」と皮肉を込めた。
キンメルは続けて、自身の年齢差を揶揄したジョークでトランプから解雇を要求された件に言及。「トランプは自身の老いについてのジョークで私を解雇しろと言った翌日に、自分で老いについてのジョークを披露した」と、トランプのダブルスタンダードを強調した。
さらに、キンメルは元FBI長官ジェームズ・コミー氏に対する新たな起訴についても触れ、「彼らは次から次へと ridiculous(馬鹿げた)ことを繰り返す。コミー氏はトランプを調査したという理由で解雇されたが、今回の起訴は「86-47」と書かれた貝殻の写真を巡る「大統領生命の脅迫」というものだ」と説明。この写真が「86」というレストラン用語(客を追い出す意)と「47代大統領」を組み合わせたアート作品であると指摘し、「おばさんが海辺の別荘でEtsyで買うような作品」と一蹴した。
最後にキンメルは「この政権は『ジム』という名前の人間が大嫌いなんだ」と結論付け、番組を締めくくった。
この一連の発言は、先週のホワイトハウス記者協会晩餐会でキンメルが披露した「出産を控えた未亡人」ジョークを巡るトランプの反応を受けたもの。キンメルは当時、自身のジョークを「軽いロースト」と弁護し、「トランプが80歳近くで、メラニア夫人より年下である事実を揶揄しただけ」と述べていた。