スズキ、軽トラックと軽バンにオフロード風アップグレードを展開

スズキは、日本市場向けに軽トラック「スーパーキャリー」と軽バン「エブリィ」の特別仕様車を発表した。2026年5月に開催されるジャパントラックショー(横浜・パシフィコ横浜)に向け、実用性とスタイルを高めた「ハードカーゴ」アクセサリーパッケージを拡充し、オフロード風のアップグレードを展開する。

スーパーキャリーX Limited 4WD:110万円台で手に入る本格派

今回発表された「スーパーキャリーX Limited 4WD」は、フラッグシップグレードをベースに、グロスブラックのアクセント、ブラックスチールホイール、サイドデカールを採用。荷台上部に延長されたルーフと組み合わせることで、よりタフな印象を演出する。搭載される660cc自然吸気エンジンは50馬力を発揮し、デフロック機能付きの4WDシステムと組み合わされる。

さらに、オプションの「ハードカーゴ」キットを装着したモデルも展示される。このキットは、東京オートサロン2025で発表された「スーパーキャリー ワークプレイ プロ」コンセプトを基に開発され、荷台上に延長されたラックが特徴で、長尺物や大型荷物の積載を容易にする。

エブリィJ Limited 4WD:アウトドア志向の軽バンにパワーアップ

「エブリィJ Limited 4WD」は、昨年発売開始されたアウトドア志向の特別仕様車。標準モデルに対し、グロスブラックのバンパー・外装トリム、ティントLEDヘッドライト、サイドデカール、ダークメタリックのスチールホイールを採用し、より洗練された外観を実現する。

搭載される660ccターボエンジンは63馬力を発揮し、4WDシステムをオプションで選択可能。ジャパントラックショーでは、荷室内にラゲッジバーやヘッドライナー取り付けネットラックなどの「ハードカーゴ」アクセサリーを装着したモデルが展示される。

価格と発売時期

「スーパーキャリーX Limited 4WD」の価格は180万700円(為替レートにより変動、約11,400米ドル相当)で、「エブリィJ Limited 4WD」は213万2900円(約13,500米ドル相当)。いずれも日本国内で注文可能で、ハードカーゴアクセサリーは今年からスズキセレクトプラスを通じて購入できる。

ジャパントラックショー2026で新たな電動モビリティも披露

ジャパントラックショー2026では、この他にも電動モビリティ「SUZU-RIDE2」が展示される。全長1,350mmの小型電動四輪車で、都市部での短距離移動に最適とされる。同モデルは2025年のジャパンモビリティショーで初公開された。

まとめ:実用性とスタイルを両立した軽商用車の新たな選択肢

スズキは、軽トラックと軽バンの特別仕様車を通じて、実用性とスタイルを高めたモデルを提供する。特にハードカーゴアクセサリーは、荷物の積載性を向上させるだけでなく、オフロード風のデザインで商用車のイメージを一新する。日本市場におけるスズキの存在感をさらに高める注目のラインナップと言える。

出典: CarScoops