ソニーのPS5価格引き上げが消費者の購買意欲を冷え込ませる
ソニーがPS5の全モデルで価格を引き上げたことで、販売台数が大幅に減少した。2025年の第4四半期(1月から3月)におけるPS5の出荷台数は150万台にとどまり、前年同期の280万台からほぼ半減した。これは、価格政策が消費者の購買意欲に悪影響を与えたことを示している。
ゲーム開発者向けメディア「Game Developer」によると、このデータはソニーが発表した2025年3月31日を締めとした最新の決算報告書に基づいている。2025年度の年間販売台数は1600万台にとどまり、前年比で250万台減少した。価格引き上げは2024年8月に始まり、その後も再度の値上げが実施されたことで、販売不振が続いている。
ソニーの利益は堅調も、AI不足が2026年の販売に影を落とす
PS5の販売台数は減少したものの、ソニー全体の業績は好調だ。2025年度のPS5を含むハードウェア販売による総収益は1360億ドルを超え、これまでで最も利益率の高い世代となった。しかし、2026年度の販売見通しは不透明だ。AI分野のメモリ不足が深刻化しており、ソニーは「合理的な価格」でのメモリ確保を迫られている。業界全体に影響が広がる中、再びPS5の価格引き上げや供給不足に見舞われる可能性も否定できない。
「直近の価格引き上げが販売に与えた影響は大きく、2026年度もPS5の販売台数が減少する可能性がある。とはいえ、ソニーはハードウェア収益が2025年度とほぼ変わらないと見込んでいる」
AI市場の動向は予測が難しく、業界全体への影響も不透明だ。今後、PS5の販売動向がどう変化するのか、注視する必要がある。
出典:
Destructoid