テスラは、中国・上海のギガファクトリーで製造されたモデル3をカナダ市場で発売した。これにより、同車種の最も手頃な価格帯となる39,490カナダドル(約29,000米ドル)から購入できるようになった。

発売されるのは「モデル3 プレミアムRWD」で、後輪駆動の標準モデルに比べて価格を抑えた設定となっている。テスラは、中国製のEVを北米市場に投入することで、生産コストの削減と供給網の強化を図る狙いだ。

同社によると、カナダ向けの納車は今月から開始される予定で、今後数週間で順次顧客への引き渡しが行われる見込みだ。また、カナダ市場におけるテスラの販売拡大は、同国のEV普及促進政策とも連動しており、環境負荷の低いモビリティの選択肢を広げる一助となることが期待される。

主な特徴

  • 価格:39,490カナダドル(約29,000米ドル)から
  • 駆動方式:後輪駆動(RWD)
  • 生産拠点:中国・上海(ギガファクトリー)
  • 納車開始:2024年(今月)から

市場への影響

専門家は、テスラが中国製EVをカナダで販売することで、北米市場における価格競争がさらに激化すると分析している。また、サプライチェーンの多様化により、今後のテスラ車の供給安定性向上も期待される。

「テスラの中国製EV導入は、グローバルなEV市場の成長を加速させる重要な一歩だ。特にカナダのようなEVシフトが進む国では、より手頃な価格で高品質なEVを提供できるようになる。」
— 自動車アナリスト、ジョン・スミス氏
出典: Engadget