トヨタ、コロナ60周年記念モデルを発表 走りと個性を重視した特別仕様車

トヨタは、日本市場でコロナの発売60周年を記念した特別仕様車「60周年記念アクティブスポーツ」モデルを発売した。同モデルは、専用エンブレムやボディ同色トリム、スポーティサスペンションを採用し、走りと個性を強調したデザインが特徴だ。セダンとツーリングワゴンの2車種で展開され、今後はコロナスポーツやコロナクロスなど他のモデルにも拡大される予定だ。

専用デザインと快適装備で差別化

60周年記念アクティブスポーツモデルは、2024年に導入された「アクティブスポーツ」をベースに開発された。セダンはフロントバンパーとサイドスカートをボディ同色に仕上げ、ツーリングワゴンは同パネルを「ニュートラルブラック」で塗装し、よりラグジュアリーで力強い印象を演出する。ホイールは17インチのブラックアルミを採用した。

インテリア面では、フロントフェンダーに「60周年記念」のレーザー彫刻エンブレムが施され、本革巻きステアリングホイールと組み合わせた。セダンは「ミッドグレー/ブラック」のスポーツシート、ツーリングワゴンは「ブラック/ダークグレー」の組み合わせを採用し、快適性と走りの両立を図った。

ハイブリッドシステムは従来通り 価格は323万円から

パワーユニットは、1.8リットルハイブリッドシステムを搭載し、最高出力は138馬力(103kW/140PS)。トランスミッションはCVTを採用し、前輪駆動または四輪駆動を選択できる。特に前輪駆動モデルは、最適化されたステアリングとスポーティサスペンションを採用し、よりダイナミックな走りを実現した。

価格は、セダンが323万1,800円(約20,500米ドル)、ツーリングワゴンが328万2,400円(約20,800米ドル)からスタート。発売は日本市場限定で、今後数ヶ月にわたり他のコロナシリーズにも展開される予定だ。

標準モデルも装備充実 2027年のフルモデルチェンジに向け準備

今回の60周年記念モデルに加え、トヨタは標準モデルのコロナシリーズにもマイナーチェンジを実施した。エントリーグレード「X」には、スマートエントリーとナビゲーションパッケージを標準装備とし、利便性を向上させた。また、教習車向けに専用仕様のセダンも新たに設定。前席に副運転席ペダルを備えたハイブリッド・ガソリン両方のラインナップを用意し、価格は214万2,800円(約13,600米ドル)からと手頃な設定とした。

標準モデルの価格は、セダンが238万400円(約15,100米ドル)、ツーリングワゴンが244万7,500円(約15,500米ドル)から。日本市場ではハイブリッド専用ラインナップとなるが、教習車はマニュアルトランスミッションとガソリンエンジンを搭載する。

12代目コロナは2027年にフルモデルチェンジへ

2018年にデビューした12代目コロナは、2022年にマイナーチェンジを実施。現在はフルモデルチェンジに向けたラストスパートの段階に入っている。2027年に発表が予定される次期モデルは、最近発表されたコンセプトカーのデザイン要素を取り入れる可能性が指摘されているが、トヨタは公式には発表していない。

「コロナは60年にわたり、常に時代をリードしてきたモデルです。今回の記念モデルでは、走りと個性を追求し、お客様に新たな価値を提供します」
トヨタ自動車 広報担当

今後の展開と注目ポイント

  • 60周年記念モデルの拡大:コロナスポーツやコロナクロスにも60周年記念モデルが追加される予定。
  • 教習車向け新仕様:前席副運転席ペダル付きのハイブリッド・ガソリンモデルを投入。
  • 2027年フルモデルチェンジ:次期コロナはデザイン面で大きな進化が期待される。
出典: CarScoops