米国時間4月26日、ドナルド・トランプ前大統領は、ホワイトハウス記者協会晩餐会(WHCD)で起きた銃撃事件について、CBSの報道番組「60 Minutes」に出演し、自身の行動を初めて詳細に語った。

CBSが公開したインタビューのティザー映像では、トランプ氏が司会のノラ・オドネル記者に対し、「床に伏せた」と語った様子が紹介されている。同氏は「何が起きたのか見たかった」と述べ、警護官の指示を一時拒否したと説明した。

「何が起きたのか、自分で確かめたかった」

トランプ氏は「少しは自分も関わっていた。何が起きているのか見たかったし、彼に簡単には捕まらないようにしていた」と語った。また、銃声が聞こえた際には「通常の宴会場の騒音とは違う、深刻な問題だと気づき始めた」と述べた。

「私は周囲の素晴らしい人々に囲まれていたが、おそらく彼らの動きを少し遅くさせてしまった。私は『ちょっと待ってくれ、何が起きたのか見せてくれ』と言った」と振り返った。

トランプ氏とメラニア夫人が警護官とともに移動を始めた際、警護官から床に伏せるよう指示されたという。同氏は「私は最初立っていたが、反対方向を向いて背中を丸めて歩き出した。背が高すぎる状態ではいられなかった」と語った。

その後、警護官から再び床に伏せるよう指示され、トランプ氏とメラニア夫人は「床に伏せるように」と促された。同氏は「警護官から『床に伏せてください』と言われ、私もメラニアも伏せた」と述べた。

WHCD銃撃事件の概要

WHCD開催中の4月25日深夜、ワシントンD.C.のワシントン・ヒルトンホテルで銃撃事件が発生。警護官が負傷したが、出席者に大きな被害はなかった。同事件を受け、ホワイトハウス記者協会(WHCA)の会長でCBSニュース記者のウェイジア・ジャン氏はX(旧Twitter)で「昨夜の銃撃は出席者全員にとって恐怖の瞬間だった」と述べた。

ジャン氏は「米国のシークレットサービスと全ての法執行機関に深い感謝を表したい。彼らは会場内外の安全を確保し、負傷した警護官の早期回復を願う。また、出席者全員が無事だったことを心から喜ばしく思う」とコメントした。

出典: The Wrap