NFLドラフトの一幕で、カウボーイズがスティーラーズの交渉を妨害したとの報道が物議を醸している。第1巡目20位指名権をフィリーズにトレードダウンし、その間にスティーラーズが指名予定のWRマカイ・レモンと電話で交渉していたという報告があった。
しかし、カウボーイズの首脳陣がこの主張を即座に否定。「事実ではない」と一蹴したのだ。
ジェリー・ジョーンズGM兼オーナーは、「全くもって事実無根だ」と発言。さらに「残念ながら、我々も同じ目に遭ったことがある。指名権はあっさり奪われた」と、スティーラーズの不満を理解しつつも、自身の判断を正当化した。
その背景には、安全な選手を確保するための戦略があった。ジョーンズ氏は、ドルフィンズとのトレードアップで1巡目指名権を1つ上げ、サファティ・ダウンズの指名を確保したと説明。「ドラフトは全チームが競争する場。誰かが指名権を奪えば、その責任は奪われた側にある」と、スティーラーズの不満が的外れだと主張した。
また、ジョーンズ氏は「スティーラーズがレモン獲得に失敗したのは残念だが、カウボーイズのせいではない」と強調。「我々はルールに則って行動しただけ。スティーラーズが誰かを恨むのであれば、それはカウボーイズではなく、自身の判断ミスだ」と語った。
報道を受け、ジョーンズ氏はスティーラーズの反応について、「おそらくは屈辱感からの発言だろう」と推測。「スティーラーズがカウボーイズを非難するのは筋違い」と、ドラフトの公平性を改めて主張した。