トランプ前大統領は10月13日放送のCBS「60 Minutes」インタビューで、同番組のノラ・オドネル記者を「恥知らずだ」と激しく非難した。犯人がホワイトハウス記者協会晩餐会の犯人とされる人物が作成したとされるマニフェストについて、オドネル記者がトランプ氏の反応を尋ねたことがきっかけだ。
インタビューの中でオドネル記者がマニフェストの内容について触れると、トランプ氏は「あなたがそれを読み上げるのを待っていた。あなた方は最悪な人間だからな」と発言。さらに「彼は確かにそんなことを書いた。私はレイプなどしていない。誰もレイプしていない」と主張した。
トランプ氏は続けて「あなた方は、病気の人間が書いたくだらない内容をなぜ読み上げるのか。私はそんな内容とは一切関係ない。完全に無実だ」と述べた。また「あなた方の仲間がエプスタイン事件などに関わっていた」と示唆したが、具体的な説明はなかった。
オドネル記者が「これは私の言葉ではない」と伝えると、トランプ氏は「それでも『60 Minutes』で読み上げるべきではない。あなたは恥知らずだ。だがインタビューを続けよう」と発言。さらに「あなたは恥知らずだ」と繰り返し非難した。
報道の自由団体からの批判
報道の自由を擁護する団体は、トランプ氏のジャーナリストへの攻撃的な発言を繰り返し批判してきた。米国プロフェッショナル・ジャーナリスト協会(Society of Professional Journalists)は、こうした発言が「自由で独立した報道の重要な役割を損なう明白な敵意のパターン」であり、特に女性記者に向けられたものだと指摘している。
ホワイトハウスの関係者からはコメントは得られていない。