米国のトランプ前大統領は11月7日、バージニア州で行われた選挙区再編案の住民投票結果を受け、再び「選挙不正があった」と主張した。
トランプ氏はソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、「昨夜、バージニア州で選挙不正が行われた!共和党が圧勝していたが、最後の「郵便投票の大量投入」で逆転された」と述べた。さらに「民主党はまたもインチキ勝利を手にした。6対5が10対1に変わり、2020年の大統領選は50対50に近かった」と主張した。
また、選挙区再編案の説明文についても批判。「再編案の説明文は故意にわかりにくく、欺瞞的だった。天才の私も理解できなかった」と主張した。
バージニア州では7日、州議会下院選挙区の再編案が住民投票で承認された。結果は賛成51%対反対49%で、民主党に有利な議席配分となる見込み。これにより、民主党は来年の連邦下院選挙で最大4議席増加する可能性がある。
しかし、選挙不正の証拠はなく、専門家らは共和党の選挙戦略の失敗を指摘する。トランプ氏は昨年、共和党に選挙区改編を指示し、民主党の議席奪取を阻止しようとしたが、バージニア州はこれに反発。カリフォルニア州と同様に民主党優位の議席配分となった。
「選挙不正」の主張は根拠がなく、共和党の選挙戦略の失敗が浮き彫りになった。
トランプ氏は2020年の大統領選敗北後、共和党に選挙区改編を促したが、バージニア州の結果はこれに対する民主党の反撃と見られる。専門家らは「選挙区改編は法廷で争われる可能性が高い」と指摘する。
出典:
The New Republic