バッカニアーズ、ドラフト15位でルーベン・ベインを指名
タンパベイ・バッカニアーズは2024年4月、ドラフト1巡目15位でマイアミ大学のエッジラッシャー、ルーベン・ベインを指名した。ベインは2024年3月17日未明、マイアミのI-95高速道路で起こした追突事故により、同乗していた22歳のデスティニー・ベッツさんが3か月間の昏睡の末に死去するという悲劇に巻き込まれていた。
GMリヒト氏「長期間把握していた事実」
バッカニアーズのジェイソン・リヒトGMは、ベインのドラフト指名に関し、ESPN記者ジェンナ・レインの取材に対し次のように語った。
「この件については長い間把握していました。公表されたのは数週間前のことですが。非常に悲劇的な事故であり、ご家族にとってもつらい経験です。決して起きてほしくない出来事です。しかし、彼は良い人間です。誰もが望まない状況に巻き込まれてしまった一人ですが、彼はフットボールが大好きです。フットボールを愛しています。」
事故の詳細とその後の経緯
事故当時、ベインはマイアミのI-95高速道路を午前4時に走行中、ランドローバーSUVで前方車両に追突し、コンクリート製の防護壁に衝突した。同乗していた3人のうち、22歳のデスティニー・ベッツさんが3か月間の昏睡状態を経て死去した。事故当時、ベインは書類送検されたものの、ベッツさんの死去前に容疑は取り下げられていた。
この事故が公になったのは2024年4月12日。地元メディア「The Read Optional」の報道により明らかになり、ベッツさんの家族は声明を発表。「悲劇的な事故であり、ルーベン・ベインさんの今後の人生とキャリアの成功を願います」とコメントした。
ベイン選手のコメント
事故が公になった後の2週間について尋ねられたベイン選手は、次のように述べた。
「そうですね、すべての出来事には浮き沈みがありますが、できるだけシンプルに捉えるようにしています。その瞬間に優先すべきことを重視しています。現在はフットボールに集中し、キャリアの成功を第一に考えています。」
バッカニアーズのドラフト戦略
リヒトGMがバッカニアーズのGMに就任して以来、ベインは2014年以降で最も高いドラフト順位(15位)で指名されたエッジラッシャーとなった。チームはベインの実力とポテンシャルを高く評価し、事故の事実を踏まえた上で指名に踏み切った形だ。