経済不況と運営コストの上昇が要因
米国ではインフレや経済不況の影響で消費者の支出が抑制されており、飲食業界全体が厳しい経営環境に置かれている。ファストフードチェーン「ファイブガイズ・バーガーズ・アンド・フライズ」も例外ではなく、2026年に入ってから複数の店舗閉鎖を発表している。閉鎖の主な要因として、人件費や原材料費の高騰、消費者の購買力低下が挙げられる。
2026年に閉鎖された店舗一覧
以下は、2026年にすでに閉鎖されたと報じられたファイブガイズの店舗リスト(一部抜粋)。
- カリフォルニア州
- 2970 W Grant Line Rd, Tracy, CA 95304
- 2701 Ming Ave, Bakersfield, CA 93304
- 71-800 Hwy 111, Rancho Mirage, CA 92270
- 24201 Valencia Blvd #3672, Valencia, CA 91355
- フロリダ州
- 6431 E County Line Rd, Tampa, FL 33647
- イリノイ州
- 2856 S Rte 59, Naperville, IL 60564
- アイオワ州
- 3450 Dodge St Suite B, Dubuque, IA 52003
- ルイジアナ州
- 2950 Ryan St, Lake Charles, LA 70601
- ジョージア州
- 3393 Peachtree Rd NE, Atlanta, GA 30326
- ネブラスカ州
- 2525 Pine Lake Rd, Lincoln, NE 68512
2026年後半に閉鎖予定の店舗
カリフォルニア州では、州の労働調整・再雇用通知(WARN法)に基づく解雇計画が明らかになり、複数の店舗閉鎖が発表された。以下は今後閉鎖される予定の店舗だ。
- 10140 Carmenita Rd, Whittier, CA 90605(5月25日閉鎖)
- 1552 S Azusa Ave, City of Industry, CA 91748(5月26日閉鎖)
- 3572 G St, Merced, CA 95340(6月26日閉鎖)
- 1693 W Lacey Blvd Suite A, Hanford, CA 93230(7月2日閉鎖)
閉鎖の背景にある要因
ファイブガイズは非上場企業であり、財務情報を公表していないため、閉鎖の詳細な理由は明らかにされていない。しかし、業界関係者によると、フランチャイズ店舗の経営難や、企業所有店舗の再編が背景にあるとみられる。同社のウェブサイトによれば、世界全体で1,900以上の店舗を展開しているが、2024年には37店舗の純増を記録した一方で、14の企業所有店舗と14のフランチャイズ店舗が閉鎖されたという。
「経済環境の変化により、店舗の立地や収益性を見直す必要が生じている」
——業界アナリストのコメント
今後の動向に注目
ファイブガイズは、閉鎖に関する詳細なコメントを出していないが、今後も経済状況の変化に伴い、店舗の再編が続く可能性がある。同社に対して取材を続け、新たな情報があれば随時更新する予定だ。
出典:
Fast Company