米国上院議員のジョン・フェッターマン氏(民主党・ペンシルベニア州)が、ビル・マーのポッドキャスト番組「クラブ・ランダム」に出演し、トランプ前大統領のメディアに対する「率直な」発言を称賛した。特に、女性記者に「静かにしろ、ブタ」と発言した場面について、フェッターマン氏は「最高の『静かなブタ』だ」と表現した。
番組内でマー氏は、トランプ氏の発言について「彼の内なる独り言をそのまま口に出すその姿勢には、どこか心理的に正常ではない部分もあるが、他の誰にも真似できない本物の率直さがある」と述べた。
さらにマー氏は「ホワイトハウス記者協会ディナー襲撃事件の翌日に行われたノラ・オドネル記者とのインタビューで、暗殺犯がトランプ氏を「ペドフィル」や「ヒトラー」と呼んだと伝えた際、トランプ氏は即座に「お前は最悪な人間だ」と返した。政治家なら誰でもそう思うことだが、彼はそれを口に出す。衝撃的でありながら refreshing( refreshing)な部分もある。率直さに関しては私も長年追求してきたが、こうした率直さには脱帽する」と語った。
フェッターマン氏はこれに対し、笑いながら「最高の『静かなブタ』だ。アメリカの大統領とはそういうものだ」と発言。マー氏と共にトランプ氏の発言を称賛した。
この発言は、2026年5月11日にツイッター上で拡散された。
トランプ氏は記者を侮辱することで質問をかわすことが常套手段となっており、フェッターマン氏が言及した場面は2025年11月に起きた。トランプ氏は女性ブルームバーグ・ニュース記者に対し、「静かにしろ! ブタが!」と発言していた。
フェッターマン議員の共和党寄りの動き
フェッターマン議員は、2023年の就任以来、民主党の進歩主義を掲げて当選したにもかかわらず、共和党との協調を繰り返してきた。議員は就任後、トランプ前大統領の政策を支持する立場を取り、閣僚人事にも賛成票を投じている。例えば、国土安全保障長官のマークウェイン・マリンや、最近まで閣僚を務めていたクリスティ・ノーム(3月に不祥事により異動)の任命にも賛成していた。
フェッターマン議員のこうした動きは、民主党内からも批判の声が上がっており、議員の立場の一貫性に疑問が呈されている。