メイン州の民主党知事選挙において、現職のジャネット・ミルズ知事が4月30日、選挙戦からの撤退を発表した。これにより、ライバル候補のグラハム・プラットナーの勝利が事実上確定した。
ミルズ知事は同日、資金難を理由に選挙戦を終結すると表明。同州の地方紙「Midcoast Villager」の副編集長であるアレックス・ザイツ=ウォルド氏が、この選挙戦の動向について解説した。
ペリー・ベーコン氏(ニュースサイト「The New Republic」の番組「Right Now」ホスト)とのインタビューで、ザイツ=ウォルド氏は「この撤退は予想外の大事件だ」と述べ、ミルズ陣営の資金難が決定的な要因だったと指摘した。
ザイツ=ウォルド氏は「選挙戦からの撤退は、通常、資金が枯渇した場合に起こる。ミルズ知事はこれまで、プラットナー候補に対し2対1の割合で資金面で劣勢に立たされていた」と語り、同氏は「ミルズ陣営が先週デジタル広告を全面的に停止したことが、資金難の大きな兆候だった」と分析した。
また、ザイツ=ウォルド氏は「選挙区内の看板の数でも、プラットナー候補の圧倒的優位が明らかだ。私が通勤中に目にする看板は、ミルズ陣営のものはわずか3枚に対し、プラットナー陣営のものは数十枚に上る」と述べた。
民主党予備選挙は6月9日に実施される予定だったが、ミルズ知事の撤退により、プラットナー候補の勝利が確実となった。
「選挙戦からの撤退は、資金が底をついた時のみ起こる。ミルズ知事はこれまで、プラットナー候補に対し2対1の割合で資金面で劣勢に立たされていた」
— アレックス・ザイツ=ウォルド(Midcoast Villager副編集長)
メイン州の選挙戦は、現職知事の敗北という波乱の幕切れとなった。
出典:
The New Republic