NFLフリーエージェントのラッセル・ウィルソンQBが、ニューヨーク・ジェッツとの面談を行った。その一方で、新たなキャリアパスとしてテレビ業界への転身も視野に入っていることが明らかになった。
スポーツメディア「The Athletic」のアンドリュー・マーチャンド記者によると、ウィルソンはテレビ業界への進出に向け「深い協議」を進めているという。同記者によれば、CBSが最有力候補とされている。
ウィルソンはこれまで、CBSのシーズン中継に出演した経験があり、同局の日曜スタジオ番組では、マット・ライアンのアトランタ・ファルコンズ移籍に伴い空席が生じている。また、CBSはプロフットボール殿堂入りの元ラインバッカー、ルーク・クエッチャリーにも関心を示していると報じられている。
かつてリーグ最高額選手だったウィルソンにとって、控えQBとしての現役続行は現実的な選択肢ではなく、テレビ業界への転身は現実的な選択肢の一つとみられている。ジョー・フラッコのように、控えに甘んじる選手も稀に存在するが、その道を選ぶ選手は少ない。
ウィルソンはニューヨーク近郊に留まる意向を示しており、CBSのマンハッタンスタジオから番組に出演する可能性も高い。CBSが正式にオファーを出し、ウィルソンが受諾すれば、実現性は極めて高いと専門家は分析している。
2012年のドラフト3巡目でシアトル・シーホークスに指名されたウィルソンは、スーパーボウル制覇を含む10年間でチームを牽引。その後デンバー・ブロンコス、ピッツバーグ・スティーラーズ、ニューヨーク・ジャイアンツでプレーし、2025年にはルーキーのジャクソン・ダートにポジションを奪われるまで先発3試合に出場した。
ジェッツでは、かつて自身の控えを務めたジェノ・スミスの控えQBとしての役割が想定されている。