任天堂が2026年に発売を予定している新作「Star Fox」が発表された。グラフィックやキャラクターのデザインには賛否両論あるものの、確実に「新しい」作品として生まれ変わっている。
しかし、シリーズの歴史をどう数えるかにもよるが、この新作は「Star Fox」シリーズの5度目のリメイクなのか、それとも「Star Fox 64」の3度目のリメイクなのかという議論が巻き起こっている。いずれにせよ、これは任天堂のお決まりの戦略の典型例だ。すなわち、ミレニアル世代の nostalgia を刺激する高額商品を再リリースするという戦略である。
任天堂だけではない、業界全体の nostalgia 依存症
だが、任天堂だけがこの手法を使っているわけではない。ゲーム業界全体が、過去の名作を再リリースすることで利益を得ようとしている。この問題について、ゲームライターで声優、YouTuber、映画監督でもあるアラナ・ピアース氏を招いたポッドキャスト「Aftermath Hours」で議論された。
同番組では、まずアラナ氏の新しい制作会社Charred Picturesについて話が及んだ。同社はインディーゲーム開発者を巻き込み、ゲームの映画化・ドラマ化を目指すプロジェクトを展開している。また、ゲームの映像化作品が氾濫する中で、どの物語がすでに語られてきたのかという点についても議論された。
YouTuber を活用する映像化戦略の是非
さらに番組では、アラナ氏の映像化戦略における議論の的となっている要素についても触れた。それは、YouTuber を資金調達のパートナーとして起用するという手法だ。アラナ氏は、YouTuber が対象作品のファンであることを重視し、この手法が理にかなっていると主張する。しかし、なぜ今なお映画業界の重役たちがこのアイデアに難色を示すのかという点についても掘り下げられた。
Star Fox の「醜さ」は意図的なものか?
議論はその後、さらに重要なテーマへと移った。それは、Star Fox のグラフィックが「醜い」と評される現状についてだ。果たしてこれは悪いことなのか、それとも意図的なデザインなのかという点についても話し合われた。
番組の最後には、Xbox の AI 戦略の一貫性のなさについても触れられた。Xbox の方針は「一貫性がない」どころか「極めて不安定」と評され、番組ホストたちは冗談交じりに「Xbox の運営は Aftermath に任せるべきだ」と結論付けた。
番組の聴取と呼びかけ
この回のエピソードは、Spotify、Apple Podcasts をはじめとする主要なポッドキャストプラットフォームで聴取可能だ。番組を気に入った方は、レビューを投稿してアルゴリズムに働きかけ、番組を多くの人に届けてほしいとホストたちは呼びかけている。
また、番組の支援を希望する方は、Aftermathを含む4つの独立系メディア(Rascal、Rogue、Never Post)のいずれかに50%割引で加入できるキャンペーンも実施中だ。
アラナ・ピアース:「任天堂が批判されるべき点は、常に同じことです。彼らは再リリースするゲームを定価で販売し、決してセールを行わないことです。ミレニアル世代の nostalgia につけ込んで、私たちがお金を払うことを知っているのです。例えば、『ゼルダの伝説 風のタクト』を何度も買い直した経験があります。Switch 2 でも再リリースされたら、また買うでしょう。それが一番悪いところです。彼らはそれを繰り返し、私たちもそれに加担してしまっている。本当に残念なことです。」