ビジネスリーダーがトランプ大統領から支援を得るための最善策は、「真実を伝えること」だと、元ホワイトハウス副補佐官のテイラー・ブドウィッチ氏が明かした。

同氏は8月22日、Axios共同創業者のマイク・アレン氏との対談でこの助言を述べた。ブドウィッチ氏は、大統領の側近として5年以上にわたり意思決定の現場に関与してきた経験を持つ。

リーダーの本音:真実を伝える勇気

アレン氏から「大統領に何を伝えるべきか、どう伝えるべきか」と尋ねられたブドウィッチ氏は、こう答えた。

ただ真実を伝えてください。あなたにとっての真実とは何ですか?」

同氏は、多くのビジネスリーダーがホワイトハウスの緊張感に圧倒され、問題が深刻であっても「すべて順調です」と伝えてしまう傾向にあると指摘する。

「かつては、「このままでは大惨事が起こる」と感じていたのに、今では「すべて順調です、閣下」と言っている」とブドウィッチ氏は語った。

ブドウィッチ氏の経歴と現在の活動

ブドウィッチ氏は2024年9月にホワイトハウスを離れ、現在はワシントンD.C.に拠点を置くクライシス・コミュニケーション専門のコンサルティング会社「ソブリン・アドバイザーズ」の社長を務めている。同社は昨年秋に設立されたばかりだ。

同社には、元ホワイトハウス内閣担当局長のリー・バードン氏も加わっており、閣僚やスタッフとの強固な関係を維持している。

トランプ政権との関わり

ブドウィッチ氏は、2024年選挙戦においてもトランプ陣営を支援。副大統領のジェイ・D・バンス氏とは親密な関係にあり、バンス氏は「第二期政権において、ブドウィッチ氏には数え切れないほど助けられた」と述べている。

また、同氏は2024年の選挙戦で重要な役割を果たした「ミッドナイト・ハンマー作戦」や関税導入、DOGE関連の政策発表など、政権のコミュニケーション戦略を主導していた。

さらに、トランプ氏のワシントン復帰を支援するため、MAGA系スーパーPACでの活動も行っていた。

専門家としての新たな挑戦

現在は民間のコンサルタントとして活動するブドウィッチ氏だが、その経験と人脈は、今後もトランプ政権や共和党関係者にとって貴重な存在であり続けるだろう。

出典: Axios