日産は米国市場向けに、新型「Xterra」を発表した。車体構造はボディ・オン・フレームを採用し、価格は4万ドル未満からスタートする。同車は、Jeep WranglerやToyota 4Runnerといったライバルモデルに対抗する本格的なオフロードSUVとして開発された。
Bronco風のフロントデザインとハイブリッドV6エンジン
日産は最近、Xterraのティザー画像を2枚公開した。1枚目はフロントビューで、彫刻的なフード、大型の「NISSAN」ロゴがグリルに配置され、独立したヘッドライトクラスターとLEDドライビングランプが特徴だ。Broncoと同様のブランドロゴ表記が目を引く。
Kolesaのアーティスト、Nikita Chuyko氏は、このティザー画像を基にXterraのレンダリングを制作。黒塗りの下部バンパーとシルバーのスカッフプレートを装備した同車は、本格的なオフロード性能をアピールしている。
プロファイル画像から見える走破性能
LinkedInに投稿された2枚目の画像では、Xterraのプロファイルビューが公開された。高い車高、黒いピラー、ブラックルーフ、オフロード用ホイールとタイヤを装備し、視覚的な魅力を高めている。リアビューはまだ明確ではないが、サイドオープニングテールゲート、目立つタウフック、LEDライト、スペアタイヤキャリアが確認できる。
新プラットフォームと2種類のV6エンジン
Xterraは、日産が今後展開する複数のSUVモデルに採用される新しいボディ・オン・フレームプラットフォームをベースとしている。搭載されるエンジンは、従来型のV6とハイブリッドV6の2種類が確認されており、Jeep WranglerやFord Broncoと同等のパフォーマンスを発揮する見込みだ。ただし、マニュアルトランスミッションは採用されない模様で、これは同セグメントのトレンドを反映したものと考えられる。
競合モデルとの価格比較
日産アメリカ CEOのChristian Meunier氏は、Xterraの価格が4万ドル未満からスタートすると明言した。これにより、XterraはFord Bronco(ベースモデルで40,495ドル)やJeep Wrangler 5ドア(39,040ドル)と競合しつつ、Toyota 4Runner(41,870ドル)よりも安価な位置付けとなる。
日産は、Xterraの発売により、オフロードSUV市場での存在感を高める狙いだ。同車は、かつてのXterraの名を冠したモデルながら、最新の技術とデザインを取り入れた完全新作として注目を集めている。