欧州委員会は10月、モデルナのmRNA型同時ワクチン「mRNA-1083(mCOMBRIAX)」を世界で初めて承認した。新型コロナウイルスとインフルエンザの両方に対応する初の組み合わせワクチンであり、欧州全域で販売が可能となった。

承認に先立ち、欧州医薬品庁(EMA)の専門委員会が2月に実施した審査で肯定的な評価を得ていた。モデルナのステファン・バンセルCEOは「2つの重大な呼吸器ウイルスに対する保護を1回の接種で提供することで、特にハイリスク層の負担を軽減する」とコメントした。

同社はまた、mCOMBRIAXが欧州の医療システムの回復力強化に寄与するとしている。一方で、ワクチンの開発地である米国では、いまだ承認されていない状況が続いている。