米国で2022年に導入された自殺・危機ホットライン「988」が、若者の自殺率低下につながったとする研究結果が発表された。JAMA誌に掲載された同研究によると、15〜34歳の年齢層における自殺死亡率が、予測値と比較して11%減少したことが明らかになった。
米国では数十年にわたり自殺率が上昇傾向にあったが、2024年には2022年のピークからわずかに減少した。988の導入年と重なるこの変化に注目が集まっていた。同研究では、特に若年層の四半期ごとの自殺死亡率を予測値と比較し、その改善効果を詳細に分析した。
また、ホットラインへの通話件数が最も増加した州ほど、自殺率の低下が顕著であったことも判明した。これは、988が若者の命を救う重要な支援ツールとして機能していることを示す結果と言える。
出典:
STAT News