米軍、イランの主張を全面否定
米軍は11日、イラン国営メディア「ファールス通信」が主張した「米艦船への攻撃」について、全面的に否定した。同通信は、ホルムズ海峡南東部で米海軍艦艇が「海上安全と航行規則違反」を理由に攻撃を受けたと報じた。攻撃後、同艦は退避したと伝えている。
イラン当局者はBBCに対し「警告射撃を行ったが、損傷の有無は確認できない」と述べた。これに対し、米中央軍(CENTCOM)は「イラン国営メディアがイスラム革命防衛隊による米艦艇へのミサイル攻撃を主張しているが、事実ではない。米海軍艦艇に被害はなく、米軍は『プロジェクト・フリーダム』を支援し、イラン港湾の海上封鎖を実施している」とX(旧Twitter)で反論した。
「主張:イラン国営メディアはイスラム革命防衛隊が米艦艇に2発のミサイルを発射したと主張。
事実:米海軍艦艇に被害はない。米軍は『プロジェクト・フリーダム』を支援し、イラン港湾の海上封鎖を実施中」
米軍の発表は、トランプ前大統領が発表した「プロジェクト・フリーダム」の実施と時期を同じくしている。同プロジェクトは、ホルムズ海峡を航行する商船や同盟国船舶の護衛を目的としており、同時にイランの港湾封鎖も継続するとしている。トランプ氏はこれを「人道的な取り組み」と呼んでいる。
イランも海峡封鎖を主張
イラン側もホルムズ海峡の封鎖を主張しており、米国とイランの対立がさらに深刻化している。同海峡は世界有数の原油輸送ルートであり、緊張の高まりが国際的な注目を集めている。
出典:
The New Republic