1987年式トヨタ・スープラターボが、走行距離わずか8,461km(5,257マイル)という驚異的な低キロ数で、米国のオークションに出品される。このモデルは、1988年2月6日にカナダ・サスカチュワン州スウィフトカレントで新車登録されたもので、未だに純正タイヤを履いた状態で保存されている。
このスープラは、1980年代のスポーツカーとしての魅力を色濃く残しており、ポップアップヘッドライトやティアラールーフといった往年のデザインが特徴だ。内装はバーガンディーレザーで統一され、ドアパネル、トランスミッショントンネル、ステアリングホイール、ダッシュボードまで同色でまとめられている。ブラウンのフロアマットも相まって、当時の雰囲気を再現している。
エンジンは、3.0Lターボチャージャー付き直列6気筒(231馬力、325Nm)を搭載。5速マニュアルトランスミッションとリミテッドスリップデフを介して後輪に駆動力が伝達される。また、全てのオーナーズマニュアルが揃っている点も特筆すべきだ。
往年のスポーツカーとしての価値
このスープラは、当時のスポーツカーの象徴的な存在であり、現在では貴重なコレクターズアイテムとなっている。特に、低走行距離でオリジナルの状態を維持しているモデルは、自動車史の貴重なサンプルとして高い評価を受けている。
Mecum Auctionsによると、この車両は現在、米国のディーラーに展示されている可能性があり、長らくショールームで保管されていたとみられる。オーナーの詳細は明らかにされていないが、純正タイヤの状態から、ほとんど走行されていなかったことが伺える。次に所有者が運転する際には、タイヤ交換が必要となるだろう。
現代のGRスープラとの違い
現代のGRスープラがBMW製エンジンを搭載しているのに対し、この1987年式モデルは純正の自然吸気ターボエンジンを搭載している。また、ティアラールーフやポップアップヘッドライトといった、当時のスポーツカー特有の機構が健在だ。これらの機能は、現代の基準では実用性に欠けるが、自動車愛好家にとっては nostalgic な価値を持っている。
Mecum Auctionsは、この車両の推定落札価格を公表していないが、その希少性と保存状態の良さから、多くのコレクターが注目することは間違いない。この機会に、ぜひ自身でオークションの詳細を確認してみてはいかがだろうか。