20年ぶりに故郷へ帰る Voorhees一家。A24制作の新TVシリーズ「クリスタルレイク」が、10月15日にPeacockで配信されることが発表された。同作は「金曜日の13日」シリーズの前日譚であり、パメラ・ボーヒーズ役にリンダ・カーデリーニが起用されることで、多くの謎が明らかになりつつある。
リンダ・カーデリーニは、ミレニアル世代にとっておなじみの女優で、『フリークス・アンド・ギークス』、『ER』、『スクービー・ドゥー』シリーズなどに出演。その一方で、彼女は「金曜日の13日」(1980年)とその続編で、ジェイソン・ボーヒーズの母であり、意外な殺人鬼として登場したパメラ・ボーヒーズ役でも知られる。Peacockによると、同シリーズは「金曜日の13日」本編の出来事よりも前に、Voorhees一家の生活を描くという。つまり、1950年代を舞台とした時代劇的な前日譚であり、幼いジェイソンがキャンプ・クリスタルレイクでいじめを受け、死亡するまでの物語が展開される可能性が高い。
過去の成功例との比較
このようなアプローチは、過去のホラー作品でも成功を収めている。例えば、2010年代のA&Eシリーズ「ベイツ・モーテル」は、アルフレッド・ヒッチコック監督の「サイコ」(1960年)を再解釈した作品だが、その心理的な奥深さとドラマ性により、高い評価を得た。しかし、「金曜日の13日」の場合、当初はサイコの影響を受けたと言われながらも、実際には1980年代のスラッシャー映画の先駆けとして、より露骨な暴力描写が特徴だった。そのため、ドラマ性の面でどこまで掘り下げられるのかが注目される。
謎に満ちたクリスタルレイクの真実
「金曜日の13日」シリーズの多くで、遠方からやってきた若者たちがキャンプで働くという設定が繰り返される。しかし、その町の住人や歴史についてはあまり語られることがなかった。今回のシリーズでは、その謎に包まれたクリスタルレイクの真実に迫ることが期待されている。果たして、ジェイソンの母パメラの過去にはどのような秘密が隠されているのか?そして、その町の異常な出来事の背景には何があるのか?
シリーズの発表により、ファンの間では様々な憶測が飛び交っている。果たして、この新たな解釈が「金曜日の13日」の伝説に新たな光を当てるのか、それとも単なるリメイクに終わるのか。今後の展開が注目される。