BMW、iX3 Flow EditionでE Ink技術を活用した革新的なフードディスプレイを披露

BMWは、Auto China 2024(北京国際モーターショー)にて、iX3 Flow Editionを発表した。同モデルは、E Ink技術を搭載したフードを特徴とし、ユーザーが8種類のアニメーションを選択して表示できる仕様となっている。

照明デザインが重要視される時代の到来

かつては後付けの要素とされていた車両の照明は、現在では自動車デザインの重要な要素として位置づけられている。BMWをはじめとする自動車メーカーは、イルミネーテッドグリル、ライトバー、発光エンブレムなどを採用し、個性的な外観を演出している。

E Ink技術の実用化に向けた取り組み

BMWは、E Ink技術の実用化に向けて積極的に研究を進めており、2022年にはiX Flowコンセプトを発表していた。今回のiX3 Flow Editionでは、大型ボディパーツへのE Ink技術の搭載という新たなマイルストーンを達成した。

8種類のアニメーションで表現力を高める

iX3 Flow Editionのフードに表示されるアニメーションは、中国のスカイラインを模した動くパターンや、建物を様々な明るさで照らし出す演出など、計8種類が用意されている。これらの演出は、「控えめな表現から個性的な表現まで」幅広く対応し、ドライバーの個性や気分を反映した「動くアート」として機能する。

BMWは、この技術が「革新性を可視化し、ドライバーのスタイルや気分をパーソナライズされた形で表現する」と述べている。

実用化の時期は未定ながら、個性化競争は激化

BMWは、iX3 Flow Editionの実用化時期については明言していない。しかし、自動車業界では個性化競争が加速しており、アウディはQ4 e-tronなどでデイタイムランニングライトのカスタマイズ機能を提供している。

照明技術の進化は、単なる機能的な要素を超え、ドライバーの個性やブランドのメッセージを伝える重要な手段となっている。

出典: CarScoops