ニューヨーク — CBSニュースは、人気ニュース番組「60 Minutes」の記者シャリン・アルフォンソ氏との契約を5月末で終了することを発表した。Page Sixの報道によると、これは昨年の編集長バリ・ワイス氏との対立が原因とされる。
アルフォンソ氏は現在も在職中だが、同氏はハリウッドの人気弁護士ブライアン・フリードマン氏と接触し、同弁護士はこれまでメグyn・ケリー、ドン・レモン、タッカー・カールソンなどテレビニューススターの契約終了交渉を手掛けてきたという。Page Sixが伝えている。
CBSニュースの広報担当者はコメントを拒否した。アルフォンソ氏とフリードマン氏もコメント要請に対し、即時の返答はなかった。
この報道は、ワイス氏が現在のシーズン終了後に同番組に大幅な改革を加える見込みである中で浮上した。
CECOT特集を巡る対立
アルフォンソ氏は2015年から60 Minutesに在籍しており、昨年12月にワイス氏がベネズエラ移民の強制送還に関する特集「Inside CECOT」を放送直前に一時差し止めにしたことに対し、強く批判した。
アルフォンソ氏は同僚に対し、「政府がインタビューに応じることが条件となれば、政府が番組の内容を支配することになる。我々は調査報道の拠点から、国家の stenographer(速記者)に成り下がる」と述べた。
ワイス氏は、同特集が政府側からの正式な回答不足を理由に差し止めたと主張したが、この措置は親会社パラマウントがワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーの買収を進める中で行われたため、同社を保護する目的があったのではないかとの懸念を招いた。ワイス氏は後に、放送直前に特集を差し止めたことを「間違いだった」と認めたものの、特集にさらなる取材が必要だったとの立場を維持した。
同特集は翌月に放送されたものの、アルフォンソ氏とワイス氏の間に対立があったとの報道が浮上した。アルフォンソ氏は先週、ワシントンD.C.で開催されたナショナル・プレス・クラブのライデンハワー勇気賞授賞式で、CECOT問題について「単なる編集上の議論ではなく、企業の介入と編集上の恐怖が広がる中で生じた結果」と語った。
同氏は同イベントで「最近の希望は、まだ仕事を続けていることです」と冗談交じりに述べた。
番組改革の動き
ワイス氏は、60 Minutesの視聴率を維持しつつも、番組の刷新を進める意向を示している。アルフォンソ氏の契約終了は、こうした改革の一環とみられる。
CBSニュースは今後、同番組のさらなる編成変更を発表する可能性がある。