米連邦捜査局(FBI)のカシュ・パテル長官が、自身の不安定な行動を報じられたことに伴い「パニック状態」に陥っているとされる。関係者2名によると、パテル長官は現職・元職員を含む20人以上の警護チームメンバーと複数のITスタッフに対し、ポリグラフ検査を命じたという。これは、メディア報道で自身の気まぐれな行動や突然の失踪が暴露された後、職を守るための措置と見られている。
FBI内部に広がる動揺
MSNBCの番組「Deadline: White House」に出演した調査ジャーナリストのキャロル・レオニグ氏は、パテル長官の行動がFBI内に「大きな動揺」を引き起こしていると指摘した。レオニグ氏はニコール・ウォレス氏との対談で次のように述べた。
「これはFBI全体に冷や水を浴びせる事態です。さらに懸念すべきは、パテル長官が他の幹部との面会を拒否し続けていることです」
レオニグ氏は、FBI長官が日常的に把握すべき脅威や捜査の進捗、重要な意思決定に関わる必要があると強調。しかし、パテル長官が今週、幹部との面会を拒否し続けていることで、意思決定プロセスから排除されているのではないかとの懸念が広がっているという。
長官の対応と報道機関への対抗措置
FBIの広報担当者は、パテル長官が会議を欠席しているとの報道を否定したが、その一方で、パテル長官は自身の行動を報じた「ザ・アトランティック」誌を提訴したほか、記事の執筆者に対する調査も行っていると報じられている。
内部関係者によると、長官は一部の上級幹部から距離を置き、運用担当幹部との面会も拒否しているという。これにより、FBIの運営に重大な支障が生じる可能性が指摘されている。
出典:
The New Republic